*****2023.1.22(日)*****

Google Maps より
今日は、リスボンから40kmほど離れた場所にあるマフラという場所へ、日帰りで行ってみます。
朝9時過ぎ、宿を出発。
マフラ行きのバスが出ているのは、カンポ・グランデ(Campo Grande)のバスターミナル。
まずは、ロシオ駅(Rossio)から地下鉄に乗って、カンポ・グランデ駅まで行きます。
おととい買ったViva Viagemカード、宿に忘れてきちゃった。仕方がないので、また紙代プラスの料金で払いました。(€2.15=約300円)
カンポ・グランデ駅を出ると、すぐにバスターミナルがあるのですが……
このバスターミナル、ターミナル1とターミナル2に分かれていた。
知らずに行ったので、マフラ行きのバス停を探すのに、少し手間取りました。
マフラ行きのバスは、ターミナル1の24番のバス停から出てました。
Mafrense社のエリセイラ(Ericeira)行きに乗り、途中のマフラ(Mafra Palacio)で下車します。
時刻表は、Mafrense社のサイトだと上手く検索できなかったんだよね。代わりに、Rome2rioというウェブサイトで調べてから行きました。
土日はバスの本数が減るので、要注意。事前に調べてから行ったほうが良いです。
別記事で、マフラの行き方をまとめておきました。
料金は、バスに乗る時に払います。€2.6(=約370円)、安い!
たぶん、停車駅が多い下道を行く路線だったからっぽいです。帰りは€4.5(=約640円)かかりました。
バス停で待っている時に、優しいおばあちゃんに出会ったよ。
「マフラなら、ここで待ちなさい」、「次のバス停で降りるのよ」、とポルトガル語ながら身振り手振りで教えてくれました。
おじいちゃんは寡黙な人であまり喋らないんだけれど、おばあちゃんはバスの中でもずっと喋ってた。
飛行機雲を指差しながら、おじいちゃんに「見て見て!」と語りかけてて。おばあちゃん、可愛かったなぁ。
1時間ほどで、マフラ(Mafra (Palacio))に到着。
バス停の目の前に、世界遺産に登録されているマフラ国立宮殿(修道院)がある。でっか!
リスボンの北西約40km。人口5万人ほどの小さな街マフラには、巨大な修道院がそびえ建つ。18世紀前半、植民地ブラジルのゴールドラッシュは、ポルトガルに巨額な富をもたらした。国王ジョアン5世は、ライバル国スペインのエル・エスコリアル宮殿に対抗し、また王女誕生を神に感謝し、修道院を建立した。
(参考文献:地球の歩き方)
入り口がよく分からなくて、とりあえず正面から入ってみたんだけど……
正面の入り口は礼拝堂で、絶賛ミサ中でした。誰も止めてくれないから、間違えて入っちゃったよ。
今日は、日曜日。多くの人々が集まり、パイプオルガンや聖歌が流れる中、祈りを捧げている。
異教徒が邪魔しちゃ悪いので、ミサの見学はほどほどに退散。
宮殿の入り口は、左手にありました。入場料は、€6(=約850円)。
敷地内には、王宮や王家の教会、礼拝堂やフランシスコ派の修道院、図書館などがある。
ジョアン5世が建てたこの宮殿は、イタリアン・バロック建築の中でも特に優れた模範となった。
※ジョアン5世…ポルトガル王国ブラガンサ朝の国王で、在位1706〜50年。ブラジルの黄金時代に国王となり、大量の金がポルトガルに流入した時代だった。
重症者を収容した病院。個室のように仕切られていて、ベッドが並べてある。
”Throne Room”だと思う。天井画もすごいんだけど……
昨日もアジュダ宮殿で、同じような壁を見た。
確かアジュダ宮殿のものも、玉座のすぐそばにあった気がする。
やっぱ、バロック建築の典型なのか? だれか建築に詳しい人、教えとくれ。
ずっと奥まで、果てしなく部屋が続いている。
2階から、ミサ中の礼拝堂が見えた。パイプオルガンの音が心地よい。
宮殿からは、大西洋を見渡せる。
食堂らしいけど……趣味悪すぎだろ。
なるほど。正面中央に礼拝堂があって、それを四辺形に取り囲むように宮殿や修道院が建てられているのか。
図書館。蔵書は3万冊を超え、奥行きは83.6mある。
すごい、四辺形の奥の辺が丸々図書館になっている。
こんなに長く一直線にずらりと本棚が並んでいる光景は、初めてみたわ。
ここにはとても載せきれないけれど、まだまだ数えきれないほどの部屋があった。
隣のセルコ庭園へ。
世界遺産には、マフラ宮殿のほか、隣のセルコ庭園と、少し離れた場所にある王家の狩猟公園(タパダ)が登録されている。
狩猟公園は、ちょっと遠かったので行くのやめたけど。
中は、普通の公園。子供が遊べる遊具や、休憩できるベンチ、噴水などがあった。
春に来れば、また景色が違うんだろうな。
よくわからん井戸みたいなものや、鳥がたくさん入ったケージもあった。
小さな子供を連れた親子連れが散歩してて、街の人の憩いの場だったわ。
セルコ庭園のそばに、パンの出店があった。人で賑わっている。
私も買ってみた。ボーラ・デ・ベルリン(Bola de Berlim)という種類のパン(€1.5=約210円)。
直訳すると、”ベルリンのボール”。カスタードクリームが詰まった揚げドーナツみたいなパン。
めちゃうまい。ポルトガルのパン、マジでハズレないわ。
パステル・デ・ナタ(エッグタルト)といい、ポルトガルは卵料理が美味いのかもしれないね。
ミサが終わったみたいなので、再び礼拝堂へ。
この礼拝堂は、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂を模したものらしい。
大理石の壁や柱が美しかった。
宮殿の近くを少し歩いてみたけど、レストランやカフェが少しあるだけで、それほど見るものはなかった。
今日はこの辺にして、早めに帰ります。
行きと反対側の道路にある、マフラ(Mafra (Palacio))からバスに乗って、リスボンのカンポ・グランデへ戻りました。
明日は、シントラ観光です!
※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。
ポルトガルの旅行情報は旅行メモをご覧ください!
▼ 続きはこちら
-
-
【Day42】リスボンからシントラとロカ岬へ日帰り観光!思わぬ出会いと久々の二人旅
続きを見る
\旅のお供に「地球の歩き方」!/
\宿はBooking.comで予約しています!/