*****2023.3.14(火)*****
今日は、ポストイナ鍾乳洞に日帰りで行ってみます!
夜は、リュブリャナからバスでクロアチアのザグレブまで移動するよ。
毎日のように通っている、リュブリャナバスターミナル。
ポストイナまで、バスで€6(=約865円)。
今日は、荷物を全て担いでいます。
今までスロベニアの観光地を訪れてみた感じ、預けられる場所が見つかりそうな気がしたので、全部持ってきちゃいました。
約1時間、9時過ぎにポストイナ鍾乳洞前に到着。
まだ時間帯が早いこともあり、誰もいない。
10時のツアーに参加することに。
チケットは、€28.5(=約4,110円)。過去最高に高い入場料だった。
ちなみに、荷物はこのチケットオフィスで無料で預けることができました。
スロベニアは、本当に観光しやすくて助かる。
ツアーの開始時間まで、近くをぶらぶら。
土産屋やカフェテリアなどがあったけど、別に対したものはなかった。
ここが、洞窟の入り口。
まずは、各言語のツアーグループに分かれて、ガイドさんから諸注意を聞く。
今回の英語ツアーは、20人ほど。今日の人数は、いつもより少なめらしい。
ポストイナ鍾乳洞では、最初の2kmをトロッコに乗って移動する。
いよいよ発車。
後ろのスロベニア人の若い兄ちゃんグループが騒いでいて、とても賑やか。
トロッコ乗車中の写真はブレブレで、とても載せられるような代物ではなく……割愛!
某テーマパークのセンターオブジアースみたいな感じだった。意外とスピード早くて驚いた。
トロッコを降りてからは、約1.8kmほどの道のりをガイドさんの案内とともに見学する。
ここは洞窟内も写真撮影OKなので、ガイドさんの話そっちのけで撮影してしまった。
シュコツィアン洞窟群とは、また雰囲気が違う。
シュコツィアン洞窟群のように地下に川が流れている訳ではなく、いわゆる世間一般の人々が想像する洞窟って感じ。
でも、鍾乳洞の多さや空間の広さが半端ない。
この細い鍾乳石がある空間は、スパゲッティケーブ(spaghetti cave)と言うらしい。
鍾乳石には、見た目から連想される名前がついているものが多い。
ポストイナ鍾乳洞は、戦時中に備蓄などで使用されたようで、ドリルでトンネルを掘った跡や、瓦礫の残骸が残っている場所もある。
スロベニア最大の洞窟とはいえ、人の手が加わっていることが世界遺産には登録されていない理由なんだろうね。
でも、世界遺産に登録されていないおかげで、トロッコを引いたり、写真撮影OKだったりして、思いっきり観光資源に使えるわけで。
それはそれで、観光客にとってはプラス要素なのかなと思ったり。
この広い空間は、コンサートホールに使われることもあるらしい。
ガイドさんが口笛を吹いたら、ものすごく響いてた。
トロッコに乗って、入り口まで戻ります。
ポストイナ鍾乳洞のツアーは、階段がなくて坂道のみ。ガイドさんはゆっくり歩いてくれるし、シュコツィアン洞窟群よりも道のりは全然楽だった。
リュブリャナから、バスでポストイナ鍾乳洞の目の前まで簡単にアクセスできるしね。ポストイナ鍾乳洞は、観光のハードルが低くて万人におすすめできる場所です。
リュブリャナに戻るバスの時刻まで暇だったので、カフェテリアでケーキを頼んでみた。
Gibanica(ギバニッツァ)という種類のケーキ。味覚音痴なのでよく分からないけど、ミルフィーユのように層になっていて、リンゴや豆?くるみ?のようなものがサンドされていた。
店員さんが、「ちょっとだけ温めて食べると美味しいよ」と言って、レンジで温めてくれた。ほんのり温かくて、美味しかったなぁ。
€4.8(=約700円)と高かったけど、スロベニアにはもう一生来ないかもしれないし、たまには多少の贅沢も良いよね!
無事にバスに乗車し、リュブリャナへ戻ります。
スロベニアの居心地が良過ぎて、この国を去るのが寂しすぎる。
リュブリャナからクロアチアのザグレブまでは、Flixbusを利用(€20=約2,885円)。
この日は、45分の遅延。まあ、これも通常運転ですな。
バスを待っている間、アメリカから来た4人家族と出会った。
小学生のやんちゃな兄弟たちが愉快だったな。
皆、それぞれ自分のバックパックを背負い、子供たちが自ら進んでバスの荷台に荷物を載せていて。まだ幼いのに、たくましかったよ。
バスに乗車する前に、運転手さんによるパスポートチェックがあった。
おそらく、クロアチアが2023年1月からシェンゲン協定に加わったからだと思う。シェンゲン圏に入った際のスタンプを見せろと言われ、日付が有効かをしっかり確認された。
運転手さん「1月……この日付、有効じゃないからダメ」
って言うもんだから、
私「90日までOKだよね? ちゃんと数えてよ。4月までOKでしょ?」
と言い返したら、
運転手さん「2月、3月、4月……ごめん、数え間違えたった。乗っていいよ」
まったく、ヒヤッとさせないでくれ。
一瞬、クロアチアに入国できないかと思って焦ったじゃん。
国境で停車することもなく、スムーズに国境越え。
出発があんなに遅れたのに、ザグレブの到着時刻は予定通りの20:30だった。
ザグレブのバスターミナルは中心地から離れているため、トラムを利用する。
バスターミナルのTISAK(タバコ屋)でトラムチケットを買ったんだけど……
TISAKの店員「30分券、€0.53ね」
私「え、今なんて言いました?」
TISAKの店員「€0.53(=約76円)だよ」
今までのヨーロッパ諸国から比較したら考えられないほど格安で、思わず聞き返しちゃったよ。
ザグレブのトラム、安い!
ここから先、ようやく物価が下がるかもな。と、期待に胸を膨らませる私でした。
というわけで、9カ国目クロアチアに入国!
明日は、ザグレブ観光です。
※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。
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