世界放浪記 モロッコ

【Day24】ティトゥアンのメディナで食い倒れ!パステリー屋でお菓子作り体験!?

2023年1月15日

 

*****2023.1.5(木)*****

 

ティトゥアン

朝7時、起床。テラスからの景色が清々しくて、気持ちいい。

 

ティトゥアンは小さい街だし、見所は多くないので、別にこんなに早く起きる必要はないんだけどね。

アザーンのせいで、7時には目が覚めちまうんだよ。

この時間から2度寝するのも、なんかねぇ……。ということで、ネットサーフィンしながらダラダラして過ごす。

 

ティトゥアン

ティトゥアン

10時過ぎに宿を出て、外を散歩してみることに。

 

 

リフ山脈の麓にある小さな街ティトゥアン。スペインから近く、1492年のグラナダ陥落では多くのイスラム教徒がこの地に逃げ込んできた。20世紀前半にはスペイン領になったこともあり、モロッコのアンダルシアとも言われる白壁造りの景観が特徴。旧市街は、世界遺産にも登録されている。

(参考文献:地球の歩き方)

 

 

ティトゥアン

王宮。見張りの兵士さんたちがいて、中には入れなかった。

 

ティトゥアン

街中では、スペイン語もよく見かけました。

歩いていると、「¡Hola!」と声をかけられる。ティトゥアンには、スペイン語を話せる人も多いらしい。

 

 

ティトゥアン

ティトゥアン

世界遺産に登録されているメディナ(旧市街)を歩いてみる。

このメディナ、他の街のメディナと比べても、全然観光地化されていません。

地元の人たちが、普通に日常の買い物をしています。

 

ティトゥアン

この時間でも、まだ閉まっている店が多いんだよなぁ……

みんな、開店準備に勤しんでいる。

 

ティトゥアン

これ、なんの足? 豚?

 

ティトゥアン

ティトゥアン

海が近いので、魚屋も多い。

 

ティトゥアン

ティトゥアン

おばちゃんが、ニワトリを買ってたんだけど……

 

おばちゃん「じゃあ、この鶏で」

店主「あいよ」

 

みたいな会話をしてから、店主がニワトリの首をガッと掴むわけよ。すると、ニワトリはギャオギャオ苦しそうに鳴き始める。

店主は、ニワトリを掴んだまま店の奥へ。

そして……、ガチャン。

その音とともに、ニワトリの鳴き声はぴたりと止んだ。

 

なんか、すごい世界。

小学校の命の授業的なやつでありそうだよね。

 

 

ティトゥアン

やっぱり店が開ききっていなかったので、一旦宿に戻ることに。

宿の人がくれたオレンジジュース、美味しかった。

 

 

宿のロビーでくつろいでいる間に、フランスからやってきた夫婦と知り合った。

旦那さんは心理学、奥さんは英語を大学で教えている、大学教授のインテリ夫婦。ボルドーに住んでいるんだって。

彼らは午後のバスでタンジェに移動するらしく、それまで一緒に観光しようという話になりました。

 

 

このフランス人夫婦、モロッコでどうしてもパステリー屋のお菓子作りを見学したいらしい。

目星をつけておいたパステリー屋があるから、そこに行ってみよう! ということで、やってきたのが……

 

ティトゥアン

ティトゥアン

メディナの中にある、ローカルなお菓子屋さん。

 

ティトゥアン

なんと、2階に上がらせてもらい、作っているところを見せてもらった!

小麦やスパイスを混ぜた生地を、こんな感じで伸ばして、形をつくっていく。

奥さんが、「入ってるスパイスは何?」ってめっちゃ聞いてたけど、結局何が入ってるかよくわからんかった。

 

ティトゥアン

これが、揚げる前の状態。

1階の店の奥にでかい油の鍋があるので、そこで揚げて、砂糖のシロップに絡めて完成。

スパイスの風味が効いたクソ甘いドーナツって感じのお菓子です。

 

ティトゥアン

私もひとつ作らせてもらった。生地の状態で、油ギトギト。

 

ティトゥアン

揚げて、シロップに浸けて、完成品がこれ。

たかってるのは、ハチです。手で追っ払って、食べたり袋に入れたりします。

 

このお菓子は、ラマダンの時によく食べるみたい。

今はオフシーズンだから3人で店を回しているけど、ラマダンの時は忙しいから、お手伝いさんも来て6人くらいで働くんだって。

 

店員さんは皆アラビア語しか話せなかったんだけど、一人だけフランス語を喋れる人がいて、その人に色々と説明してもらいました。

最後にチップを払おうとしたけど、断られちゃったよ。おっちゃんもこんな機会は初めてで、楽しかったってさ。

ならばと買ってみたけど、袋いっぱいに入って15DH(=約190円)。とても安い。それとも、おまけしてくれてたのかな……?

 

ちなみに、フランス人夫婦によれば、モロッコは意外にもフランス語を喋れる人は多くないみたい。

フェズの旧市街でも見学させてくれるパステリー屋さんを探したみたいなんだけど、フランス語で説明できる人がおらず、上手くいかなかったんだって。

てか、こういうローカルの店に行って、「作ってるところ見せてください!」って突撃する行動力がすげえわ。尊敬。

 

 

パステリー屋を出たあとは、メディナ内でローカルフードに挑戦してみることに。

 

ティトゥアン

奥のスープは、ラマダンの時に食べるスープみたいです。たぶん、ビサラだと思います。

豆ベースの健康的な味がするんだけど、ドロっとしていて、表面に油?が浮いていたのでよく混ぜてから食べました。

奢ってもらったので、値段はわかりません。

 

ティトゥアン

これは、名前分からん。でも、卵の味がした。

2DH(=約25円)くらいだったと思う。

 

ティトゥアン

プリン。上にかかっているのは、ピーナッツバター。

ピーナッツバター、久々に食べたけど美味いな。

これも味見させてもらっただけなので、値段は知らん。

 

ティトゥアン

ソーセージ(1つ2DH)と焼き鳥(1本4DH)。

ソーセージが美味かったね。少し辛い味がついてて、肉汁が溢れ出てきた。

 

 

一人だとすぐにお腹いっぱいになるから、いつもは何軒も渡り歩いたりしないんだけど……

やっぱり人と旅すると、食べ物をシェアできるからいいね。

それに、私はお腹よわよわで好き嫌いも多いので、普段はローカルフードをあまり食べないけど、今日は冒険できて良い経験になりました。

あとで腹を壊さないことを祈るばかり……!

 

 

ティトゥアン

宿に戻り、今日タンジェへ移動するフランス人夫婦とお別れ。

二人のおかげで、観光地ではないローカルなメディナを楽しむことができた。本当に感謝!

 

 

明日はいよいよ、モロッコ最後の街タンジェへ向かいます。

 

 

※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。

 

 

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