今日の旅行記に入る前に……
クロアチアに入ったので、基礎データをさくっと見ていくよ!
クロアチアの基礎データ
- 国名:クロアチア共和国
- 公用語:クロアチア語(※)
- 人口:約410万人
- 独立年:1991年(宣言)
- 通貨:ユーロ
- 政体:議院内閣制
- 民族構成:クロアチア人 90%、セルビア人など旧ユーゴ系住民 5%、その他
- 宗教:ローマ・カトリック86%、セルビア正教会4%、その他
- EU加盟国
(情報源:Wikipedia)
※クロアチア、セルビア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナでは、ほぼ同じ言語が話されている。元は”セルビア・クロアチア語”と呼ばれる言語だったが、旧ユーゴスラビアの解体とともに別言語と主張されるようになった。なお、アルファベットとキリル文字の2つの表記方法がある。
クロアチアは、旧ユーゴスラビアではスロベニアに次いで独立を果たした国。
民族構成の部分で補足しておくと……
ユーゴスラビア紛争以前は、セルビア人がもっと多くの割合を占めていた。クロアチア国内には、セルビア人が多く住む地域もあったんだよね。
ユーゴスラビアから独立したいクロアチア人と、ユーゴスラビアに残りたいセルビア人との間で生じた対立が背景となって、1991年から1995年にかけてのクロアチア紛争に発展した。
現在のクロアチアの民族構成は、クロアチア人が9割。Wikipediaには、”民族浄化の最も成功した例”と書かれている。うーん、非常にコメントしづらい……。
こうした歴史を経て、今のクロアチアがあるということを頭の片隅に入れた上で……今日の旅行記に参りましょう!
*****2023.3.15(水)*****
さっそくザグレブ観光!
と行きたいところだけど、今日はあいにくの雨。
クロアチア旅行は、幸先の悪い幕開けです。
クロアチアの首都ザグレブは、人口約80万人の美しい古都。小高い丘があり、緑に囲まれた街並みには、ゴシックやバロック様式の重厚な建築物が多い。13世紀から文化や芸術において発展を遂げてきたこの街の歴史を肌で感じることができる。
(参考文献:地球の歩き方)
昨日、安くて感動したザグレブのトラム。
新しい車両と古めかしい車両、両方走ってた。
イェラチッチ広場。
このあたりがザグレブの中心地で、広場の北側の丘には旧市街が広がっている。
青果広場。
1926年からあり、現在も残っている市場では最も古いらしい。
地球の歩き方には朝から賑わっていると書いてあったけど……今日は雨だからか、閑散としていた。
ザグレブ大聖堂(聖母被昇天大聖堂)。
ザグレブのシンボル的な大聖堂なんだけど、まさかの工事中!
うーん。ここが工事中だと、もう他に見る場所がないよ……。
ヨーロッパらしい街並みの奥に、背の高い現代風のビル。
こういった景色は今までの国では拝めなかったから、ちょっと新鮮かも。
石の門。外観を撮影するの忘れちゃったけど。
門の中に小さな礼拝堂があり、人々が祈りを捧げていた。
もともとは、木造の門だったそう。1731年に門が大火で焼け落ちた時に、聖母マリア像だけは無傷だったらしい。
聖マルコ教会。
屋根の左の紋章は、クロアチア王国、ダルマチア地方、スラヴォニア地方を表す紋章。右側は、ザグレブ市の紋章だって。とても可愛らしい。
モザイク屋根はハンガリーの教会建築に似ているなぁと思ったんだけど……調べてみたら、瓦はやっぱりブダペストから取り寄せられたみたい。
しかし、ここも工事中だった。ザグレブ、何でどこも工事中なん?
参考

ハンガリー・ブダペストのマーチャーシュ教会(2015年撮影)。モザイク柄の屋根が印象的だった。
失恋博物館。失恋にまつわる展示品が揃っているらしい。
ザグレブの中ではわりと人気スポットらしいんだけど、私は興味がないのでパス。
ロトルシュチャク塔。
13世紀に建てられた見張り塔だって。
この塔の前から、ザグレブの街を見渡せた。
うーん、普通の街だね。
ザグレブはあくまで首都で、観光を楽しむ街ではないっぽいな。
昨日出会ったアメリカ人ファミリーにザグレブ観光のおすすめを聞いたら、なぜか「猫カフェに行きなさい」と薦められたんだけど……
なるほど、他にいく場所がないからか。と、納得しちゃった。
天気も回復しそうになかったので、午後は宿で引き篭もります。
宿のウェルカムドリンクでもらったレモネード、酸っぱかった。
明日は、ザダルに移動します!
※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。
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