世界放浪記 イタリア スロベニア

【Day87】イタリア・トリエステからスロベニア・リュブリャナへバス移動!自然豊かな車窓を眺めながら

2023年4月15日

 

*****2023.3.9(木)*****

 

地図

Google Maps より

今日はトリエステからスロベニアリュブリャナまで、約70kmの移動です。

 

 

朝食時に、ドイツ人のマーラという女性と知り合った。

彼女は学生さん。学期終わりの休暇を利用して、これから1ヶ月かけてバルカン半島を周遊するんだって。

モーラはこれから、スロベニアのブレッド湖に向かうらしい。彼女は今後、私と似たようなルートを辿るみたい。

情報交換したり、困ったことがあれば助け合えると良いね、ということで連絡先を交換しました。

彼女とは、またどこかで出会えるような予感。

 

 

トリエステ

イタリア最終日も、曇天。

いつも晴れ女の私だが、イタリアだけは最後まで天気に恵まれなかった。

 

トリエステ

トリエステのバスターミナルで、リュブリャナ行きのバスチケットを購入。(€12.6=約1,800円)

心配性な人間なので、ネットで予約できる時は基本的に事前予約しておくんだけどね。

クレカが弾かれてしまい、どうしても予約できなかったので。当日行ったけど、余裕で買えた。

 

リュブリャナ行きバスの時刻表は、トリエステバスターミナルのサイトから確認できます。

 

トリエステ

バスがやってきた。arriva社が運行する14:00発のリュブリャナ行きに乗車。

シェンゲン協定圏内とはいえ、国境越えのバスはやっぱり緊張する。

 

リュブリャナ

バスは、がらんがらん。

イタリアは、どのバスもわりと賑わってたからな。ここからは、一気に観光客の母数が減っていくんだろうなぁ……と少し寂しさを覚える。

 

スロベニア

バスが国境を越えた。

スロベニア、実は計画では行くつもりがなかった国。これまで巻きで旅を進めることができたので、急遽足を伸ばしてみることにした。

あまり事前知識がなく、どんな国なのか正直よく分からん……。でも未知すぎて、逆にちょっと楽しみ。

 

リュブリャナ

国境を超えると、バスは頻繁にバス停に停車するようになった。

地元の人たちを次々と載せながら、下道を走っていく。バス車内は、あっという間に賑やかに。

国境越えバスが、こんなにもローカルだとは思わなかった。

 

リュブリャナ

今日のお昼、ビスケット

イタリアでは、こんな感じのビスケットの種類が豊富だった。たぶん、牛乳に浸して食べるのが正解なんだろうね。

でも、そのままでも十分美味しかったよ。

 

リュブリャナ

リュブリャナ

車窓の景色、とても素敵だった。

広大な緑の丘と、遠くに見える山々。赤い三角屋根の可愛らしい街並み。

もうすでに、居心地良さそうな予感がぷんぷんしてる。

 

リュブリャナ

リュブリャナのバスターミナル着。16時過ぎ頃だったかな?

 

リュブリャナ

バスターミナルの目の前には、高層ビルが!

高層ビルを見るのは、リヨンぶりのこと。ヨーロッパは景観に配慮してか、大都市でも高層ビルが無いから、この景色は新鮮。

「リュブリャナ、もしや都会か!?」と思ったのも束の間……

 

リュブリャナ

歩いてたったの5分で、この景色に。空が広いな。

宿の周辺は、閑静な住宅街でした。

 

というわけで、8カ国目スロバニアに入国!

 

リュブリャナ

宿に荷物をおいて、早速スーパーへ買い出しに向かった。

これ、スーパーチェーン店”ALDI”だよね?

スロベニアでは、”Hofer”という名前みたいです。

 

参考

ボローニャ

イタリアのボローニャで利用したスーパー”ALDI”。スロベニアの”Hofer”とロゴは同じ。国が変われば、スーパーの名前も変わるんだね。

 

 

リュブリャナ

夕飯は相変わらず、毎日サンドウィッチを食べている。

食事考えるのが面倒なだけなんだけどね。

 

 

夜、フリーランスでフォトグラファーをしているというモロッコ人男性と会話した。

モロッコを1ヶ月間旅行したことを告げると、彼は興味深そうに色々と尋ねてきた。

モロッコで訪れた場所を説明すると……

 

モロッコ人男性「モロッコの観光地、ほぼ網羅してるじゃん。それ、君一人で調べて計画立てたの? しかも、女性一人で旅したんでしょ? すごいね!(女性一人で1ヶ月もしやがるなんて、クレイジーすぎる……)

 

言葉では「すごいね!」と褒めてくれていたものの、明らかにドン引いているのが分かった。

口には出さないけど、「クレイジーだ」って今にも聞こえてきそうな感じだったよ……。

なんだか、とても複雑な気持ち。

 

彼自身はとても親日で、「鬼滅やワンピースが好きなんだ!」って楽しそうに会話してくれたけど。

唯一、私が一人でモロッコを旅したことについて、「信じられない」というような反応をされたことが、どうしても引っかかってしまった。

国や文化によっては、女性が一人で旅することは受け入れ難い行為なのかもしれない。

それは分かってるけど、それを露わにされると、なんだかなぁと思います。こういう時に、男に生まれたかったって思っちゃうな。

 

 

明日は早速、シュコツィアン洞窟群に行ってみます!

 

 

※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。

 

 

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