*****2023.3.9(木)*****
今日はトリエステからスロベニアのリュブリャナまで、約70kmの移動です。
朝食時に、ドイツ人のマーラという女性と知り合った。
彼女は学生さん。学期終わりの休暇を利用して、これから1ヶ月かけてバルカン半島を周遊するんだって。
モーラはこれから、スロベニアのブレッド湖に向かうらしい。彼女は今後、私と似たようなルートを辿るみたい。
情報交換したり、困ったことがあれば助け合えると良いね、ということで連絡先を交換しました。
彼女とは、またどこかで出会えるような予感。
イタリア最終日も、曇天。
いつも晴れ女の私だが、イタリアだけは最後まで天気に恵まれなかった。
トリエステのバスターミナルで、リュブリャナ行きのバスチケットを購入。(€12.6=約1,800円)
心配性な人間なので、ネットで予約できる時は基本的に事前予約しておくんだけどね。
クレカが弾かれてしまい、どうしても予約できなかったので。当日行ったけど、余裕で買えた。
リュブリャナ行きバスの時刻表は、トリエステバスターミナルのサイトから確認できます。
バスがやってきた。arriva社が運行する14:00発のリュブリャナ行きに乗車。
シェンゲン協定圏内とはいえ、国境越えのバスはやっぱり緊張する。
バスは、がらんがらん。
イタリアは、どのバスもわりと賑わってたからな。ここからは、一気に観光客の母数が減っていくんだろうなぁ……と少し寂しさを覚える。
バスが国境を越えた。
スロベニア、実は計画では行くつもりがなかった国。これまで巻きで旅を進めることができたので、急遽足を伸ばしてみることにした。
あまり事前知識がなく、どんな国なのか正直よく分からん……。でも未知すぎて、逆にちょっと楽しみ。
国境を超えると、バスは頻繁にバス停に停車するようになった。
地元の人たちを次々と載せながら、下道を走っていく。バス車内は、あっという間に賑やかに。
国境越えバスが、こんなにもローカルだとは思わなかった。
今日のお昼、ビスケット。
イタリアでは、こんな感じのビスケットの種類が豊富だった。たぶん、牛乳に浸して食べるのが正解なんだろうね。
でも、そのままでも十分美味しかったよ。
車窓の景色、とても素敵だった。
広大な緑の丘と、遠くに見える山々。赤い三角屋根の可愛らしい街並み。
もうすでに、居心地良さそうな予感がぷんぷんしてる。
リュブリャナのバスターミナル着。16時過ぎ頃だったかな?
バスターミナルの目の前には、高層ビルが!
高層ビルを見るのは、リヨンぶりのこと。ヨーロッパは景観に配慮してか、大都市でも高層ビルが無いから、この景色は新鮮。
「リュブリャナ、もしや都会か!?」と思ったのも束の間……
歩いてたったの5分で、この景色に。空が広いな。
宿の周辺は、閑静な住宅街でした。
というわけで、8カ国目スロバニアに入国!
宿に荷物をおいて、早速スーパーへ買い出しに向かった。
これ、スーパーチェーン店”ALDI”だよね?
スロベニアでは、”Hofer”という名前みたいです。
参考
イタリアのボローニャで利用したスーパー”ALDI”。スロベニアの”Hofer”とロゴは同じ。国が変われば、スーパーの名前も変わるんだね。
夕飯は相変わらず、毎日サンドウィッチを食べている。
食事考えるのが面倒なだけなんだけどね。
夜、フリーランスでフォトグラファーをしているというモロッコ人男性と会話した。
モロッコを1ヶ月間旅行したことを告げると、彼は興味深そうに色々と尋ねてきた。
モロッコで訪れた場所を説明すると……
モロッコ人男性「モロッコの観光地、ほぼ網羅してるじゃん。それ、君一人で調べて計画立てたの? しかも、女性一人で旅したんでしょ? すごいね!(女性一人で1ヶ月もしやがるなんて、クレイジーすぎる……)」
言葉では「すごいね!」と褒めてくれていたものの、明らかにドン引いているのが分かった。
口には出さないけど、「クレイジーだ」って今にも聞こえてきそうな感じだったよ……。
なんだか、とても複雑な気持ち。
彼自身はとても親日で、「鬼滅やワンピースが好きなんだ!」って楽しそうに会話してくれたけど。
唯一、私が一人でモロッコを旅したことについて、「信じられない」というような反応をされたことが、どうしても引っかかってしまった。
国や文化によっては、女性が一人で旅することは受け入れ難い行為なのかもしれない。
それは分かってるけど、それを露わにされると、なんだかなぁと思います。こういう時に、男に生まれたかったって思っちゃうな。
明日は早速、シュコツィアン洞窟群に行ってみます!
※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。
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