*****2023.1.20(金)*****
今日は、エヴォラからリスボンへ移動します!
エヴォラのバスターミナルへ。
9:45発、rede expressos社のリスボン行きバスに乗ります。(€7.99=約1,120円)
バスは4月25日橋を渡って、リスボンの中心地へと入っていく。
1966年に開通した橋で、当時は独裁者の名である"サラザール橋"と呼ばれていた。1974年4月25日のカーネーション革命を記念して、”4月25日橋”に改名されたらしい。
※カーネーション革命…1974年にポルトガルで発生した軍事クーデター。この革命は、サラザールによる独裁体制「エスタド・ノヴォ」をほとんど無血に終わらせた。
11:30、リスボンのセッテ・リオス・バスターミナルに到着。
バスを降りると、おばちゃんがSIMを売っていた。
1ヶ月・20GBで€10(=約1,410円)だって。安いよね。
でも今、別にSIM無しでも困ってないしなぁ。ヨーロッパに入ってからは、宿に行けば快適なWi-Fi環境が整ってるし、事前にオフラインの地図をダウンロードしておけば、それで事足りるのよね。
というわけで、購入は見送りました。しばらくは、SIM無しで旅を続けようと思います。
セッテ・リオス・バスターミナル近くのJardim Zoológico駅から、地下鉄に乗ります。
1回券で、€1.65(=約230円)。チケットを改札にタッチして、ゲートを通ります。
地下鉄内には、小銭をジャラジャラした人が徘徊していた。
治安が悪いとは言わないけど、リスボンはやっぱりヨーロッパの都会。スリ等には気をつけます。
Restauradores駅で下車。駅から出ると、そこはレスタウラドーレス広場。
レスタウラドーレスとは「復興者たち」という意味で、1640年にスペイン支配からの再独立を果たしたことを記念する広場。
今はちょうど、中国の春節の時期。
春節を祝う看板や旗を、街中でよく見かけたのだけれど……。リスボンって、中国人多いのかね?
それとも、ポルトガルと中国の関係が親密ってこと? ポルトガルが近年までマカオを占有していたこととか、関係あるのだろうか。
宿に荷物を置いてまず向かったのは、レスタウラドーレス広場のフェズ宮にあるツーリストインフォメーション。
明日使う、リスボアカードを購入しておきました。
有効期限内であればリスボンの公共交通機関が乗り放題になるほか、ベレンの塔やジェロニモス修道院の入場料がタダになるという優れもの。
24時間で€21(=約2,960円)。明日は、このカードを駆使して観光するよ。
ヨーロッパ入りしてから驚いたんだけど、街中でみんなキックボードに乗ってるのよね。
リスボンでは、キックボードをシェアレンタルできるみたい。
日本では自転車のシェアリングはあるけど、キックボードは見たことないな。日本でも、流行る日が来るのだろうか。
ロシオ広場。
円柱の上に立っている像は、初代ブラジル国王ドン・ペドロ4世。
アウグスタ通り。このあたりはカフェや土産屋が多くて、観光の中心地みたいだね。
サンタ・ジュスタのエレベーター。
20世紀初頭に、フランスのエッフェル塔を設計したエッフェルの弟子によって造られたもの。高さは45m。
サンタ・ジュスタのエレベーターのちょうど真裏に、無印良品があった!
海外で無印を見ると、なんだか安心するな。
しかし、良い場所を陣取っている。無印はヨーロッパでも人気なのかな。
リスボンには、観光用のトゥクトゥクも走ってる。これは、インドの影響?
カルモ教会。1755年のリスボン大地震で崩壊し、今は考古学博物館となっている。
中には入っていないけど、外観からも屋根がないことが分かるね。地震で屋根部分も崩れ落ちてしまったらしい。
カモンイス広場。
ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスを記念した広場だって。
リスボンといえば、黄色い市電!
年季の入った市電が、今もリスボンの坂道を元気に走っている。
市電の景観で有名な場所に行ってみたんだけど……
なんか、めっちゃ観光地化されてた。コレじゃない感。
こんなチープなやつじゃなくて、もっと古めかしい市電を見たいんだが。
もう1台は、落書きが凄かった。
これだけひどい落書きを消さないってことは、落書きも景観の一部ってことなのかね。
リスボンの街並みは、とてもカラフル。
気候も温暖なせいか、歩いているだけで気分が上がる。
海沿いにやってきた。とても賑わっている。
少し遠いけど、対岸のクリスト・レイが見えた。
ブラジル、リオ・デ・ジャネイロのキリスト像を模して、1959年に完成したもの。
やっぱり、ポルトガルとブラジルは繋がりが深いんだね。
また、よくわからん乗り物を見つけた。
リスボンには様々な乗り物が走っているので、乗り物が好きな人は来るべき。
交通手段が充実しているのは、きっとリスボンの街が広いからなんだろうな。リスボンの街を歩きだけで観光するのは、まず無理だもん。
コルメシオ広場。
中央の騎馬像は、リスボン大地震の当時に国王だったドン・ジョゼ1世。
くちばしの家。写真じゃ分かりづらいけど、壁がトゲトゲした石に覆われている。
街のいたるところで、アズレージョを見かけた。
アズレージョのタイルは平面だけど、影を描くことによって立体感を出している。
カテドラル。中には入らなかったけど。
リスボン大地震にも耐えた、とても堅牢な聖堂。
サント・アントニオ教会。こちらは無料だったので、中に入ってみる。
リスボンの守護聖人、サント・アントニオ誕生の地に建てられた教会。
とてもシックな教会だった。
サン・ロケ教会へ。
天正遣欧少年使節が、1ヶ月ほど滞在したイエズス会の教会。
天井画がすごかったわ。これ、木の板に描かれてるのかな?
めっちゃ天使がいる。ちょっと怖い。
サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台へ行ってみた。
サン・ジョルジェ城がよく見える。
リスボンは起伏が激しいから、街全体を見渡せたわけではないけれど……
それでも、赤い屋根とカラフルな壁色の景色は素敵だった。
明日は、市電にも乗れるといいな。
ポルトガルでは、スープ(ソッパ)が定番料理らしい。
スーパーでも、カップに入った様々な種類のスープが、€2以下の値段で売っている。
野菜がごろごろ入ってて、とても美味しい。パンと食べればお腹にたまるし、最高。
明日は、本格的にリスボン観光をします!
※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。
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