世界放浪記 フランス

【Day64】バラ色の街トゥールーズ観光!世界遺産のミディ運河沿いを歩く

2023年3月12日

 

*****2023.2.14(火)*****

 

朝、ホステルで同室だったフランス人カップルと会話した。

どうやら昨夜、トゥールーズでヘビメタバンドのライブがあったらしく、ライブを見るためにボルドーからやってきたんだって。

日本のバンドも出ていたらしく、バンド名言ってたけど忘れちゃった。ごめん、ヘビメタについては詳しくないのよね。

そういえば、日本のヘビメタバンドも海外では有名なんだっけ。本当、自分が日本人ってだけで、いろんなところでネタになるから強いな。

 

 

れんが造りの建物が並ぶ旧市街が夕日に輝く様子から、「バラ色の街」の名で親しまれているトゥールーズ。最初に街が築かれたのは、紀元前3世紀。ローマの植民地となり、5世紀には西ゴート王国の首都となった。16世紀には、パステル(藍染料)の交易により商業都市として繁栄。現在のトゥールーズは、エアバスを中心とする航空産業の中心地。

(参考文献:地球の歩き方)

 

 

トゥールーズ

さっそく、トゥールーズ観光に出かけます。

学生時代にずっと第二外国語としてフランス語を学んでいたこともあって、いつかフランスを訪れるのが夢だったのよね。

今、こうしてフランスの街を歩いていることに、とても感激している。

 

トゥールーズ

サン・セルナン・バジリカ聖堂

11世紀にサンティアゴ・デ・コンポステーラの街道上にある重要な巡礼地となり、大勢の巡礼者を迎えるために大きな聖堂が建設された。

 

トゥールーズ

トゥールーズ

ロマネスク様式だね。

それにしても、赤レンガがとても美しい。

 

トゥールーズ

トゥールーズ

このタンパンの彫刻は、12世紀初めのもの。

古い時代のものだから、彫刻はまだ洗練されていなくて、のっぺりとしているというか。良い味が出ている。

 

中も無料で見学できました。写真撮影NGっぽかったから、撮影は控えておいたけど。

とても素敵な聖堂だったよ。

 

 

トゥールーズ

トゥールーズ

赤レンガの街並み、めっちゃいいな。

今までスペインやポルトガルで訪れた街並みとは、また雰囲気がガラっと変わった。

 

 

トゥールーズ

トゥールーズ

キャピトル広場

 

トゥールーズ

この建物が、キャピトル。1760年に完成したトゥールーズ市庁舎。

中に天井画などがあって、見学できるはずだったんだけど……。

 

トゥールーズ

今日は残念ながら、臨時休業でした。

 

トゥールーズ

搬入作業とかしてたから、改装やメンテナンスでもしてるのだろうか?

まあ、しゃーないな。

 

トゥールーズ

トゥールーズ

地球の歩き方にはピックアップされていなかったけど、宿の人におすすめされたサン・テティエンヌ大聖堂(Cathédrale Saint-Étienne)

 

トゥールーズ

トゥールーズ

トゥールーズ

トゥールーズ

この壁の感じとか、いかにも古そうだよね。

手が加わらずにそのまま残っているところが◎。

 

トゥールーズ

ポルトガルやスペインでは、小さい教会でも入場料を取られる場所が多かったのよ。観光名所になりそうな場所では、きっちり金稼いでた。

でもフランスに来てからは、このレベルの教会が無料で見学できる。本当、太っ腹だわ。

 

 

トゥールーズ

オーギュスタン美術館

もともと修道院だった14世紀の建物に、宗教美術品を集めている。

 

トゥールーズ

でも、今は改装中みたい。

 

 

トゥールーズ

トゥールーズ

アセザ館

パステル(藍染料)の交易で富を得た16世紀の豪商の館。今は美術館になっている。

 

 

トゥールーズ

ジャコバン修道院

ドミニコ修道士会が最初に造った修道院らしい。

 

※ドミニコ会…13世紀にスペインで創設された托鉢修道会。異端の取り締まり、改宗に熱心だった。

 

トゥールーズ

トゥールーズ

柱とリブ・ヴォールトが素敵だわ。

 

トゥールーズ

トゥールーズ

トゥールーズ

ちなみに、ここも無料で見学できた。

フランス、マジで神すぎる。

 

 

トゥールーズ

ガロンヌ川沿いを歩いてみる。天気が良いし、散歩日和。

 

トゥールーズ

トゥールーズ

ブリエンヌ運河(Canal de Brienne)

トゥールーズを訪れた理由は、運河を見るためでもあるのよね。

 

トゥールーズ

トゥールーズ

まあ、ぱっと見は普通の川なんだけどさ。

 

トゥールーズ

トゥールーズ

本命は、こちらのミディ運河(Canal du Midi)のほう。

ここ、トゥールーズから始まって、地中海沿岸のトー湖まで総延長約360kmの運河。世界遺産に登録されている。

 

トゥールーズ

塩税徴収人として財をなしたピエール・ポール・リケが、1667年に着工。

当時、フランスは急速な近代化の最中にあり、地中海と大西洋を結ぶこの事業は、新しい時代を象徴するものだった。

 

トゥールーズ

運河って初めて見たけど、意外にも幅が狭いのね。

 

 

トゥールーズ

観光はこのあたりで切り上げて、宿の近くにあったモール内のスーパーでフランスの物価チェック。

スペインよりも全体的に物価は少し上がった気がするけど、クオリティの高いお菓子が安いな

 

トゥールーズ

というわけで、さっそく買ってみた。これで€1(=約140円)。

チーズケーキだと思って買ったけど、食べたらプリンだったわ。めちゃ美味い。

 

トゥールーズ

日用品も、少し買い足しました。

ジップロック(メーカーは違うけど)と、ファブリーズ

合わせて€8(=約1,150円)くらいしたと思う。やっぱり、日用品は日本より全然高いわ。

でも、特にファブリーズはずっと探していたので、やっと見つかって嬉しい。

 

 

宿に戻ると、部屋に新しく男性がやってきた。

コルシカ島の出身で、今もミリタリーに所属している軍人さんだった。

彼に「コルシカなんて、知らないよな」って言われたから、「ナポレオンの出身地でしょ。もちろん知ってるとも」って答えたら、とても喜んでくれた。

昔、フランス語の授業でフランス語圏について調べる課題があって、私の担当が”コルシカ島”だったのよね。その時の知識が、こんな場面で使えるなんて。

どうやら日本に自衛隊の友人がいるらしく、優秀な素晴らしい軍人さんだって褒めてたよ。

日本の文化や国民性について褒められる機会が多いけど、自衛隊を褒められたのは初めてだな。

 

 

明日は、アルビに日帰り観光です!

 

 

※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。

 

 

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