世界放浪記 モロッコ

【Day12】砂漠ツアー最終日!友との別れとメルズーガからフェズへの大移動

2023年1月1日

 

*****2022.12.24(土)*****

 

朝、5時起床。

寒すぎて眠れなかった。

 

持っていた上着を全部着込んで寝ましたが、まあ寒くてまともに寝付けなかったです。

昼間、太陽が出ている間は上着を着ていると汗ばむくらいなのにね。

砂漠という環境の過酷さを、身を持って知ることとなりました。

夏がどうなのかは知らんけど、少なくとも砂漠は冬に行くもんじゃないね。

 

サハラ砂漠

テントで朝食を食べたあと、ラクダに1時間ほど乗って移動。

朝早く起きたのは、日の出を拝むためです。

 

サハラ砂漠

風もなく、静寂に包まれた明け方の砂漠は、まさに異世界だった。

暗くて周囲はよく見えない。目印もなく、方角も分からぬまま、永遠と変わらない砂丘の景色が続く。

まるで、広い海に放り出されて漂っているような感覚っていうのかな。うまく言葉に表すことはできないけれど、とても不思議な気分だった。

砂漠を旅した人はきっと、不安や孤独と戦いながら砂丘を進んだんだろうなぁ。

 

サハラ砂漠

サハラ砂漠

丘の上から、サンライズを見た。

この景色の美しさは、写真じゃ伝わらない。

寒くて死にそうだったけど、ここまで来て本当に良かった。

 

サハラ砂漠

またラクダに乗って、バンのドライバーとの合流地点へ。

 

ツアー会社から事前に聞いていた話だと、このタイミングでシャワーを浴びれるはずだったんだけど……

そんなタイミングは、どこにもなかったよね。

全身砂まみれのまま、フェズまで移動することに。

 

 

ドライバーから、「フェズに行くお前は、ここで別のタクシーに乗り換えだ」と言われた。

マラケシュへ戻るオクサナとは、ここでお別れ。2日間ずっと一緒だったから、さすがに寂しかった。

でも、急かされて慌ててタクシーに乗り換えたから、別れを惜しむ暇もなく……最後にハグだけして別れました。

 

オクサナにはメールアドレスを教えたのだけれど、入力し間違っていたのか、結局メールは私のところに届かなかった。写真、いっぱい送ってくれるって言ってたのにね。

連絡は取れなくなっちゃったけど、オクサナのことは忘れない。彼女のおかげで、砂漠ツアーを楽しむことができたからね。

故郷が大変な状況にある中でも、持ち前の明るさで前向きに今を楽しもうとしている姿勢がとても印象的だったよ。

ありがとう、オクサナ。

 

 

フェズ行きのタクシーは、6人+運転手の7人乗りだった。

恐らく、他のツアーグループの人たちと相乗りなのだろう。UK住みの中国人カップルと、エジプトからの旅行者家族と一緒にフェズまで向かうことに。

 

モロッコ

さすがに疲れすぎて、タクシーの中では爆睡しました。

写真もろくに撮っていません。

 

タジン鍋

お昼のタジン鍋、80DH(=約1,000円)。

中国人カップル、GoProでずっと動画撮影してた。Youtuberなのかね。

 

モロッコ

多分、イフレン国立公園のあたり。トイレ休憩で立ち寄ったところにサルがたくさんいた。

 

モロッコ

 

結局、9時半くらいにメルズーガを出発し、フェズに到着したのは19時近く。直線距離にして、約340kmの大移動でした。

でも、ちゃんと宿の近くまで送り届けてくれたし、ドライバーさんは宿の人に電話してくれて、迎えまで呼んでくれた。

 

 

適当に選んだ現地ツアーだったから、どうなることやらと不安だったけど……

総合的には、大満足でした。

ツアー参加者たちの雰囲気が良かったおかげで、期待以上に楽しめたよ。

とても濃くて充実した3日間でした。

 

一応、ツアーの所感を別記事にまとめておいたので、興味がある方はどうぞ。

sahara
【モロッコ】マラケシュ発サハラ砂漠現地ツアーの備忘録(費用、内容、宿、食事など)

続きを見る

 

 

明日からは、フェズ観光です。

 

 

※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。

 

 

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▼ 続きはこちら

day13
【Day13】フェズのメディナを歩いてみた!初めてイスラム教国で過ごすクリスマス

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