*****2023.2.16(木)*****

Google Maps より
今日は、トゥールーズからカルカッソンヌへ約85km移動します。
朝、トゥールーズ・マタビオ・バスターミナル(Toulouse Matabiau)。
今日は、Flixbusを利用します。トゥールーズからカルカッソンヌまでは、€6.99(=約1,000円)。
所要時間は、1時間20分でした。
カルカッソンヌのバス停に到着。
Flixbusは、バスターミナルではなくミディ運河沿いのバス停車場に停まります。
歩いて宿に向かい、荷物を置いて観光に出かけるよ!
ヨーロッパ最大規模の城塞が残る、フランス有数の人気観光地。「カルカッソンヌを見ずして死ぬな」といわれる城塞の威容は、今も見る者を圧倒する。中世には、ローマ教皇によって派遣されたアルビジョワ十字軍の拠点ともなった。17世紀にスペインとの国境が西に退いてからは衰退の一途を辿り、19世紀には廃墟と化した。後に歴史的価値が認められ、今の姿に復元された。
(参考文献:地球の歩き方)

Google Maps より
カルカッソンヌは、中世の城塞シテ(Cité)と、下町バスティード・サン・ルイ(Bastide Saint-Louis)の2つのエリアに分かれています。
私の宿はバスティード・サン・ルイにあるので、まずはシテまで歩いていく。
ポン・ヴィユー(Pont Vieux)。
19世紀まで、この橋がシテとバスティード・サン・ルイを結ぶ唯一の道だったという。
ここからオード川を渡って、対岸のシテへ向かいます。
ここでも、カミーノマーク。
巡礼の道が国境を越えて繋がっているの、やっぱりロマンがあるよね。日本にはないものだから、なおさら興味深い。
橋の上から、丘の上の立派な城塞が見えた。(逆光スマソ)
レストランなどが連なる通りを道なりに進んでいくと……
おおお、見えてきた! カルカッソンヌの城壁!
立派な城壁に、大興奮!
アビラの城壁も凄かったけどね。カルカッソンヌの城壁は、アビラのものとは塔や狭間の形が違っていて、また面白い。
この橋から堀を渡って、シテの中へ入っていく。
ちなみにシテとは、”城塞都市”のこと。カルカッソンヌのシテは、全長3kmの城壁と52の塔で構成されている。
城壁には、中世の街並みが広がっていた。
ゲームに出てきそうな街の雰囲気。
コンタル城(Château Comtal)。
この城から、城壁のガイド付きツアーに参加することができるはずなんだけど……
なんと、ストライキのため閉まってた。
こういうところは、やっぱりフランスだな。
サン・ナゼール・バジリカ聖堂(Basilique des Saints Nazaire et Celse)。
無料で中に入れました。
この教会、バラ窓やステンドグラスがとても美しかった。
二重の城壁の周囲をぐるっと歩いてみる。
歩いているだけで、ワクワクするんだが。
カルカッソンヌのシテは、19世紀に建築家ヴィオレ・ル・デュクによって始められた修復プロジェクトによって、今の姿に蘇ったのだけれど……
円錐形の塔の屋根、後の調査で城壁が築かれた当時のカルカッソンヌでは平らな屋根が用いられていたことが分かったんだってさ。
塔にも様々な形があって、面白い。
シテの観光は、ゲームの街を探索しているような気分だったな。
最後は、橋の上からシテの全景を拝んだ。
バスティード・サン・ルイに戻ってきた。
もう1カ所、カルカッソンヌで見ておきたい場所があって……
トゥールーズでも見た、ミディ運河。
実はあの運河、カルカッソンヌも通っているんだよね。
門を境に、水位が異なっている。
実際に運河を使っているところ、見たかったなぁ。
運河は、まだまだ先まで続いている。
総延長360kmって、ほぼ東京−大阪の距離でしょ? 冷静に考えて、とんでもない長さ。
カルカッソンヌ、2つの世界遺産を堪能できる素敵な街だった。
明日は、アヴィニョンへ移動します!
※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。
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【Day67】カルカッソンヌからアヴィニョンへ移動!バス2本・列車1本の乗り継ぎでヘトヘト
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