世界放浪記 フランス

【Day68】アルルとオランジュでローマ遺跡めぐり!巨大な円形闘技場や古代劇場に感動

2023年3月17日

 

*****2023.2.18(土)*****

 

地図

Google Maps より

今日は、アルルオランジュを日帰り観光します。

 

 

アヴィニョン

朝、宿からアヴィニョン中央駅まで歩いていると……

犬の散歩中のおじちゃんが、「Quelle heure?(今何時?)」って話しかけてきた。

お前、スマホ持ってないんかい!ってツッコミたくなったけど、時計を見せたら「Merci!」ってニッコリ笑ってくれた。

 

フランス人、移民が多い国だからなのか、観光客の私にも普通にフランス語で話しかけてくるのよね

この日に限らず、「このバスを探してるんだけど……」とか、道を尋ねられることもあったり。

観光客の私が知るわけないじゃん!と思いつつ、いつも「フランス語喋れないんです」って断っちゃってます。

でも、特にスペインでは現地の人から話しかけられることが無かったからな。この変化は地味に嬉しかったりする。

 

アヴィニョン

アヴィニョン中央駅から、まずはアルルへ向かいます。

TERの列車で約20分です。チケットはアプリで予約していきました。(€8.7=約1,250円)

 

アルル

アルル駅(Arles)に到着。

 

 

ローヌ川のほとりにある小さな街アルルは、ここがフランスであることが信じられないくらいローマの遺跡が多い街。闘牛で有名な復活祭や、7月にはプロヴァンスの民族衣装を競うパレードや大規模な国際写真祭が開かれる。画家のゴッホにもゆかりがある。

(参考文献:地球の歩き方)

 

 

アルル

アルル

駅からアルルの街中まで、歩いていきます。

 

アルル

アルルの円形闘技場

 

アルル

え、めっちゃカッコいいんだが!

やっぱ、ローマ時代の遺跡を見ると興奮する。

 

アルル

今回は、€16(=約2,300円)のパス・アヴァンタージュ(Pass Avantage)を購入。

このパスがあれば、アルルの主要な観光地に入れます。

パス・アヴァンタージュは、円形闘技場や古代劇場などの観光スポットのチケット売り場で購入できるよ。観光案内所に行かなくて済むのが、とても便利で良い。

 

アルル

アルル

紀元1世紀に建設された、2層アーチの闘技場。当時は3層あったらしい。

フランス国内では最も大きい闘技場で、保存状態も良い。

 

アルル

アルル

塔の上からの眺め。晴れてて、とても気持ち良い。最高。

 

アルル

アルル

アルル

アルル

復活祭の日には、今もここで闘技場が行われるんだって。

 

アルル

闘技場の周り、街並みも良かった。

闘技場の円形に合わせて、道や家々も曲線を描いている。

 

 

アルル

続いて、古代劇場

パス・アヴァンタージュで入場できます。

 

アルル

アルル

今は数本の柱しか残っていないが、当時は舞台の壁がそびえていた。

 

アルル

アルル

劇場の脇に、柱や壁のかけら?がゴロゴロ置いてある。

 

 

アルル

レピュブリック広場(Place de la République)

 

アルル

アルル

この広場のアルル市庁舎(Hôtel de Ville d'Arles)の中に、古代フォローム地下回廊がある。

パス・アヴァンタージュで中に入ってみます。

 

アルル

アルルで最も古いローマ遺跡らしい。

丘の傾斜を平らにするという建築上の理由で造られた施設らしいんだけど、食料庫や通路としても利用された。

 

アルル

アルル

中は、ウィッチャー3やエルデンリングに出てきそうなダンジョンっぽい雰囲気だった。

 

 

アルル

サン・トロフィーム教会

11〜12世紀にかけて造られた、ロマネスク聖堂。

 

アルル

このタンパンの装飾とか、古い時代のものっぽいよね。

 

アルル

アルル

アルル

アルル

柱や壁はシンプルで、過度な装飾もなく、正統派の教会って感じ。

 

アルル

この教会の最大の見所は、回廊

パス・アヴァンタージュで見学できます。

 

アルル

アルル

アルル

この回廊は、プロヴァンス地方で最も美しいと言われている。

 

アルル

アルル

アルル

回廊の上にあがることもできた。

 

 

アルル

続いて、コンスタンティヌス共同浴場に入ってみます。

こちらも、パス・アヴァンタージュでOKです。

 

アルル

アルル

猫が、気持ちよさそうに日向ぼっこ中。

 

アルル

アルル

アルル

たぶん、床に開けられた穴や積み上げられたレンガの隙間から火を炊いて、床暖房やサウナにしてたんだよね。

 

アルル

アルル観光の最後は、アリスカン

ここも、パス・アヴァンタージュで入場できます。

 

アルル

アルル

ローマ時代から存在する大墓地。

道なりに、石棺がずらりと並んでいる。

 

アルル

ゴッホも、アリスカンの景色を描いたんだね。

 

アルル

アルル

奥には教会跡があった。

 

 

アルル

アルル駅に戻ってきました。次は、列車でオランジュまで移動します。(€13.7=約1,970円)

フランスの駅は、アルルやオランジュのような小さな駅でもWi-Fiが通ってるから助かるわ。

 

 

オランジュ

オランジュ駅に到着。アルルからオランジュまでは、約30分です。

 

 

オランジュは、プロヴァンスの北の入り口の街。かつてローマ帝国の重要な街として栄えた。田舎町だが、世界でも最も保存状態の良いローマ遺跡が残ることで知られる。プロヴァンスにはいたるところにローマ遺跡があるが、オランジュの古代劇場ほど完璧な姿で残っているものは珍しい。

(参考文献:地球の歩き方)

 

 

オランジュ

オランジュ

オランジュ

巨大な壁が見えてきた。

 

オランジュ

この壁の向こうが、オランジュの古代劇場

入場料は、€10(=約1,400円)。

オーディオガイドの機械と引き換えに、何か身分証明書を受付に預けてほしいと言われました。パスポートしかなかったので、仕方なくパスポートを預けたよ。

まあ、受付はしっかりしていたので、盗まれることはないだろうけど……やっぱり、一時的にでもパスポートを手放すのは不安になるよね。

 

オランジュ

オランジュ

巨大すぎて写真に入りきらなかった。

舞台背後の石壁が、当時と同じ状態で残っているのがとても貴重。

 

アルル

アルル

中央の像は、アウグストゥス

この劇場の裏に丘があって、そこからオランジュの街を一望できるらしいんだけど……丘への登り方が分からんかったわ

ビューポイントって書いてある道の門が、なぜか閉まってたのよね。

 

 

オランジュ

古代劇場のチケットで、道路を挟んで向かいにあるミュージアムも見学できます。

 

オランジュ

オランジュ

ローマ時代の像やモザイクが展示されていたけど、それほどボリュームはなかったかな。

 

オランジュ

オランジュ

オランジュ

その代わり、織物の展示のほうが、わりと充実していた。

 

 

オランジュ

今日の締めくくりは、凱旋門

カエサルのプロヴァンスでの勝利を記念して、紀元前20年ごろに造られたもの。

 

オランジュ

こうして彫刻が残っているのも、すごいことだよね。

 

オランジュ

帰りは列車で、オランジュからアヴィニョン中央駅まで戻りました。(€7.1=約1,020円)

 

 

明日は、ポン・デュ・ガールとアヴィニョン観光です!

 

 

※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。

 

 

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