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【Day104】クロアチア・ドゥブロヴニクからモンテネグロ・ポドゴリツァへ国境越えバス移動!

2023年5月9日

 

*****2023.3.26(土)*****

 

ヨーロッパは、今日からサマータイムが始まった。

海外ではサマータイムではなく、”Daylight Saving Time”と言うらしい。

寝ている間にスマホの時計が自動的に切り替わるので、生活には支障はないけど。今日は1時間、寝る時間が少なかったっというわけです。

 

それにしても、スペイン、フランス、イタリア、スロベニア、クロアチア、と東から西へ移動してきたけれど、これらの国はすべて同じタイムゾーン。時差が発生していない。

旅行者としては時差がないのは嬉しいけれど、なんだか不思議。タイムゾーンも、EU域内で示し合わせているのかな?

 

 

地図

Google Maps より

さて、今日はいよいよシェンゲン協定圏を抜けて、モンテネグロポドゴリツァまで移動します。

パスポートを提示して国境を越えるのは、モロッコ→スペイン間のジブラルタル海峡を渡って以来のこと。

正直、緊張して眠れなかった。内心ドキドキ。

もう4ヶ月近く旅しているのに、国境越えに関しては旅初心者丸出しっていうね。

 

 

ドゥブロヴニク

ドゥブロヴニクのバスターミナルへ。

少し早めに行って、ポドゴリツァ行きバスのチケットを購入(€24.55=約3,600円)。

バスは15:00発。オフシーズンだからか、1日1便だった。いつもなら夜着を避けるんだけど、こればっかりは仕方がない。

 

ちなみに、時刻表はBus Croatiaのウェブサイトで事前に調べておきました。

ドゥブロヴニク→ポドゴリツァのバス国境越えについては、別記事でも詳しくまとめておきます。

 

 

ドゥブロヴニク

バスは出発の20分前くらいから、すでに乗客を乗せ始めていた。

クロアチアに限ったことじゃないけど、バルカン半島のバスはかなり優秀だと思う。早めに乗客を乗せ始め、出発時刻ピッタリに発車することが多かった。(もちろん、遅れることもあるけど)

バルカン半島のバスに乗る際は、早めの行動を心がけても良いかもね。

 

ドゥブロヴニク

バックパックだけ荷台に預けようとしたら、「サブリュックも預けなさい」と言われてしまった。

サブリュックには、パソコンもカメラも入ってるんだが。最悪。

でも、バスの運転手さんがスキンヘッドで厳つくて、声デカくて怖かったんだもん。迫力に気圧されて、言い返せなかった。

 

バスの前で貴重品を広げて荷物整理をするのも嫌だったので、ささっとパスポートや財布、水と食料と携帯の充電器だけを車内に持ち込んで、その他の持ち物はすべてバスの下に預けた。

今まで移動中にサブリュックを手放したことがなかったので、超不安。私の荷物たち、大丈夫かなぁ……。

 

ちなみに、預け荷物代は€1。2つ預けたのに、なぜか€1だけで大丈夫だった。

 

ドゥブロヴニク

ドゥブロヴニク

バスは、定刻に発車。美しいアドリア海沿いを走っていく。

この区間、可能なら海側に座ることをオススメします。

 

バス

45分ほど走ったところで、クロアチアとモンテネグロの国境に到着した。

まずは、クロアチアの出国。バスを降りて、パスポートコントロールに並んだ。

特に何も聞かれることもなく、お姉さんがスタンプをガシャン。

 

バス

クロアチアを出国したら再びバスに乗り、少し走ったところで今度はモンテネグロ側の入国審査

またバスを降りて、モンテネグロのパスポートコントロールへ。

こちらも、特に何も聞かれることもなく、無事にスタンプを押してもらえた。

 

バス

日付の月の部分が、ローマ数字で表示されている。

こんな表記の仕方もあるんだね。

 

ドゥブロヴニク

とにもかくにも、これで90日以内にシェンゲン圏を抜けることができた。

無事に西ヨーロッパを横断できたことに、ほっと安堵。

そして、沸々と達成感が込み上げてきて、思わず泣きそうになった。

 

長期旅行は初めての経験だったから、日本を出発する前は旅がどこまで続くか分からなかった。

でも、いざ出発してみたら、案外すんなりとモロッコからここまで辿り着くことができた。

この経験は、間違いなく今後生きる上での自信に繋がってくると思う。

なんだかんだ言って、楽しくやり遂げちゃうじゃん、私。

 

バス

コトル湾のあたり。このあたりの景色、とても美しかった。

このバスは、ずっと窓の外を見て過ごしていたよ。

 

バス

バス

バス

街の景色に、四角い建物や背の高いビルが増えた気がする。

少し、アジアみがあるというか。景色が日本と似てる気がしなくもない。

今まで旅してきた西ヨーロッパとは、明らかに景色が変わったな

 

バス

バスは海沿いを離れて、内陸へ入っていく。

 

バス

シュコダル湖。モンテネグロとアルバニアの国境にある、バルカン半島最大の湖。

ちょうど日が傾く時間帯で、湖と空がきれいだった。

 

バス

19:40頃に、ポドゴリツァのバスターミナルに到着。

もう夜だったので、この日はまっすぐ宿にチェックイン。

 

無事に、10カ国目モンテネグロに入国です!

 

 

旅を初めてから、約4ヶ月が経とうとしていること。

シェンゲン圏を抜けたこと。

そして、ここから先は文化的にも西ヨーロッパとは明らかな変化が見られること。

 

私の気持ち的に、クロアチアからモンテネグロに抜けたタイミングは、”ひとつの節目”じゃないかと思っています。

というわけで、ここで一旦のピリオドを打とうかなと。

ズバリ、第1章 モロッコ・西欧編、完。

モロッコと西欧をひとくくりにするのは変な話だけど、これは私の気持ちの中での区切りだからツッコまないでね。

 

 

そして、旅はまだまだ続きます。

明日からは、第2章 バルカン・東欧編のスタートです。

 

 

※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。

 

 

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