2023年3月、バルカン半島旅行中にモンテネグロのコトルからボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルまで、国境越えのバスを利用しました。
時刻表の調べ方やチケットの買い方、バスターミナル情報、バスの乗り方や料金、入国・出国審査について、私が経験したことをまとめておきます。
※ 2023年3月時点の情報です。
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目次
時刻表の調べ方
モンテネグロのコトルからボスニア・ヘルツェゴビナのコトルまでのバス時刻表は、BusTicket4.meというウェブサイトで事前に調べました。
ウェブサイトは英語対応しています。
2023年5月現在、コトル→モスタルのバスは7:40発の1日1便のみ。
必ず最新情報を確認してください。
なお、ウェブサイトから予約もできるみたいですが……
モンテネグロで泊まった宿のオーナーから、「バスチケットはバスターミナルで購入した方が良い。予約されてなくて二重に支払わされることもある」という話を聞いていたので、前日にバスターミナルに行って予約しておきました。
私が乗車したバスは、コトル7:40発→モスタル12:45着。
所要時間は、約5時間です。
コトルのバスターミナル情報
コトルのバスターミナルは、上記地図の場所。観光の中心となるコトルの旧市街から約700mほど離れた場所にあります。
旧市街からバスターミナルまで、歩いて10〜15分くらいです。
トイレはあったはず(有料かどうかは確認していません)。ちょっとしたお菓子や飲み物が買える売店あり。Wi-Fiは無かったような気がします。
チケットの購入と料金
チケットは前日に、コトル・バスターミナルのチケットオフィスで購入しました。
チケットは、上記のようなレシートタイプ。レシートが何枚か繋がって、綴りのようになっています。バスに乗る時に、運転手さんがレシートをちぎって回収します。
ドゥブロヴニク−ポドゴリツァ間のチケット料金は、€26。
プラスして、大きな荷物を荷台に預ける時には、荷物1点につき€1かかります。荷物代は、乗車時に運転手さんに直接支払います。
7:00 コトル行きバスに乗車
7:40発のモスタル行きバスは、こんな感じのバンみたいな車が2台でした。
ちなみに、このモスタル行きバスはサラエボまで行くようです。
座席は、ほぼ満席でした。
ヘルツェグ・ノヴィまでは、アドリア海沿いを走ります。
左側に座ると、海がよく見えます。
ヘルツェグ・ノヴィを過ぎてからは、山を登っていきます。
モンテネグロの出国審査
9時半ごろに、モンテネグロ-ボスニア・ヘルツェゴビナの国境に到着。
まずは、モンテネグロの出国です。バスを降りて、パスポートコントロールへ。
特に質問されることもなく、スタンプも押してくれませんでした。
パスポートコントロールを抜けると、写真のような看板が立っています。
白い看板には、”Welcome to Republic of Srpska”と書いてあります。これは、ボスニア・ヘルツェゴビナのスルプスカ共和国に入ったことを示す看板です。
モスタルやサラエボだけ観光する場合は、スルプスカ共和国に入ることもないと思いますので……記念に写真を撮っても良いかも。
ボスニア・ヘルツェゴビナの入国審査
バスに乗って少し走り、続いてボスニア・ヘルツェゴビナ側の入国審査です。
再びバスから降りて、パスポートコントロールへ。こちらも、特に何も聞かれることもなく、美人なお姉さんがスタンプを押してくれました。
国境を越えると、のどかな山や丘の景色が続きます。
12:45 モスタル・バスターミナルに到着
12:45頃に、モスタル・バスターミナルに到着。
所要時間は、約5時間でした。
バスターミナルは、駅のすぐそばです。
バスターミナルからスターリ・モストのある旧市街まで、歩いて15〜20分くらいです。
以上、モンテネグロのコトルからボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルまでの国境越えバス情報でした。
2023年4月時点の情報なので、必ず最新情報を確かめた上で参考にしていただけたら幸いです。
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