世界放浪記 フランス

【Day69】ポン・デュ・ガールとアヴィニョン観光!古代ローマや中世の歴史に浸る一日

2023年3月19日

 

*****2023.2.19(日)*****

 

地図

Google Maps より

今日は、アヴィニョンから20kmほど離れた場所にあるポン・デュ・ガールに足を延ばしててみます。

午後は、アヴィニョン観光するよ!

 

 

アヴィニョン

まずは、ポン・デュ・ガールを目指します。

ポン・デュ・ガール行きのバスは、アヴィニョン中央駅のすぐそばにあるバスターミナル(Avignon Pem)から発車します。

 

ポン・デュ・ガール行きのバス、この時期の昼間は8:45、11:45、16:30発の3本しか無いのよね。ちなみに帰りは、13:20、17:31、18:41発のみ

私は朝イチで行くことにしましたが……ポン・デュ・ガールを訪れる際は、あらかじめウェブサイトで時刻表を確認の上、計画を立てていくことをおすすめします。

 

≫ ポン・デュ・ガール行きバスの時刻表

 

ポン・デュ・ガールの行き方詳細は、別記事にまとめておきました。

 

 

アヴィニョン

ポン・デュ・ガール行きバスは、115番のAles行き

€1.5(=約215円)を運転手さんに支払いました。

 

ポン・デュ・ガール

道中には、長閑な景色が広がっていた。

 

ポン・デュ・ガール

約40分ほどで、ポン・デュ・ガールの最寄りバス停(Vers-Pont du Gard)に到着。

ここから歩いて、ポン・デュ・ガールに向かいます。

 

ポン・デュ・ガール

ポン・デュ・ガール

ポン・デュ・ガールのバス停で下車したのは、私だけ。

みんな、車や自転車でポン・デュ・ガールを訪れているみたい。特に、サイクリストたちの姿が多かったな。

 

ポン・デュ・ガール

ポン・デュ・ガールの入り口に到着。

チケットはウェブサイトで事前に予約(€6.5=約930円)していたのだが……どこから見学すれば良いか分からない。

ウロウロしていると、インフォメーションから係の人が駆けつけてくれた

スマホでチケットを見せると、地図をくれて、おすすめの見学順路を教えてくれたよ。

 

ポン・デュ・ガール

おすすめされた通り、まずはミュージアムから見学してみる。

 

ポン・デュ・ガール

このミュージアム、立派だったわ。

 

ポン・デュ・ガール

このあたりは、ガリア・ナルボネンシスと呼ばれる地域だったらしい。

 

ポン・デュ・ガール

ポン・デュ・ガール

ローマ時代から、水道管があったんだね。現代と変わらないじゃん。

 

ポン・デュ・ガール

ポン・デュ・ガール

どうやってアーチを建築していたのか、ずっと疑問だったけど……

こんな感じで、木の枠組みで支えていたのね。

 

ポン・デュ・ガール

15分程度の映像も鑑賞。ミュージアム、見応え抜群だった。

 

ポン・デュ・ガール

ミュージアムを出て、少し歩くと……見えてきた!

 

ポン・デュ・ガール

ポン・デュ・ガール!

政治家アグリッパが命じて建造された水道橋。水源地ユゼスから、今のニースまで水を引くために建てられた。

 

ポン・デュ・ガール

下の橋は、自由に渡ることができる。

 

ポン・デュ・ガール

橋からの眺め、めっちゃ綺麗だな。

 

ポン・デュ・ガール

この側面にぽこぽこ出てる石、何のためなんだろう?

 

ポン・デュ・ガール

ポン・デュ・ガール

3段アーチが美しい。

ガイドツアーに参加すれば、一番上の橋も歩けるらしいんだけど……この日はガイドツアーが無かった。残念。

オフシーズンは、たぶんガイドツアーをやっていないんだと思う。

 

ポン・デュ・ガール

橋の上まで登れる道があった。

 

ポン・デュ・ガール

ポン・デュ・ガール

ポン・デュ・ガール

これがポン・デュ・ガールの端っこ。

 

ポン・デュ・ガール

ポン・デュ・ガールの一帯は公園のようになっていて、いくつかハイキングコース的な道があるのよね。

せっかくなので、歩いてみることに。

 

ポン・デュ・ガール

ポン・デュ・ガール

ポン・デュ・ガール

特に目印もなく、永遠と舗装されていない小道が続くから、迷ってしまったよ。

 

ポン・デュ・ガール

適当にさまよってたら、なんとか橋まで戻ってこれた。

帰りのバスまで時間があるので、持ってきたお昼のサンドウィッチをぱくり。

 

ポン・デュ・ガール

帰りは、行きとは反対車線のバス停から、13:20のバスに乗車しました。

 

アヴィニョン

アヴィニョンに到着。

ここからは、アヴィニョン観光をします!

 

 

中世の城壁に守られた古都、アヴィニョン。法王庁がこの街におかれていた時代の名残である法王庁宮殿、童謡で有名な「アヴィニョン橋」など、見どころがぎっしりと詰まっている。夏の演劇祭の時期には、街全体が劇場と化し、世界中から訪れる観光客でにぎわう。

(参考文献:地球の歩き方)

 

 

アヴィニョン

アヴィニョン

市庁舎時計台広場

レストランやカフェが並んでいて、この辺りはとても賑やか。

 

 

アヴィニョン

アヴィニョン

法王庁宮殿。さすがに、建物でかいな。

1335年から1352年にかけて建てられた、ヨーロッパ最大のゴシック宮殿。

 

アヴィニョン

入場料は€12(=約1,700円)とお高めだったけど、なんとタブレットが支給された!

このタブレットに表示されるガイドに従って、見学します。

 

アヴィニョン

アヴィニョン

フランス革命の時に聖像などが全て破壊されたらしく、中はがらんとしている。

でも、タブレットを通じて、当時の部屋の再現イメージを見ることができて面白かった。

 

アヴィニョン

アヴィニョン

撮影禁止だったけど、14世紀のフレスコ画が残っている部屋もあって、見応えがあった。

 

アヴィニョンといえば、”教皇のバビロン捕囚”だもんね。

教皇がアヴィニョンにいた時期は約70年と長くはないけれど、その間にこれだけ立派な法王庁を建てて、この地がカトリックの中心として繁栄したんだもんなぁ。

有名な世界史の舞台に立つことができて、とても感動。

 

※教皇のバビロン捕囚…1309年にローマ教皇がフランス王の圧力に屈する形でアヴィニヨンに移され、1377年までの68年間、教皇がローマを離れた。その時代のことを、古代のバビロン捕囚になぞらえて”教皇のバビロン捕囚”と呼んでいる。

 

 

アヴィニョン

法王庁宮殿の隣にあるのは、ノートルダム・デ・ドン大聖堂(Notre Dame des Doms d'Avignon)

 

アヴィニョン

中はなぜか、とても混んでいた。

 

 

アヴィニョン

アヴィニョン

ロシェ・デ・ドン公園(Rocher des Doms)を歩いて、ローヌ川のほうへ。

 

アヴィニョン

アヴィニョン橋(サン・ベネゼ橋)ローヌ川。眺めが最高に良い!

 

アヴィニョン

対岸にも、立派な城壁が。

本当、ヨーロッパはどこにでも城壁がある。

 

アヴィニョン

アヴィニョン

アヴィニョン橋まで降りていく道が、城壁の上に繋がっていた。

こういうの、ワクワクするんよね。

 

アヴィニョン

アヴィニョン橋は入場料がかかるので、今回は遠くから眺めることに。

 

アヴィニョン

アヴィニョン

隣の橋から、アヴィニョン橋がよく見えた。

建設された12世紀当時は、対岸まで繋がっていたらしいけど……

度重なる氾濫で、現在は4つのアーチとサン・ニコラ礼拝堂を残すのみとなっている。

 

アヴィニョン

法王庁宮殿も、きれいに見えた。

工事してたのが残念だったな。

 

アヴィニョン

アヴィニョンに3泊したけど、居心地良かった。

生活に必要な店は揃っているし、街並みはきれい。

いいなぁ、南仏に住みたい。

 

 

明日は、リヨンに移動します!

 

 

※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。

 

 

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