ポルトガル

【Day45】レイリアからコインブラへバスで移動!歴史あるコインブラ大学を見学

2023年2月12日

 

*****2023.1.26(木)*****

 

地図

Google Maps より

今日はレイリアからコインブラへ、約60km北上します。

 

 

レイリア

2泊したレイリアとも、これでお別れ。

居心地よかったから、少し寂しい。

 

レイリア

今日は、この旅初めてのFlixbusを利用してみる。

レイリアからコインブラまで、€3.99(=約560円)。確かに、上手く利用すれば安く移動できるな。

バスは15分前にやってきました。乗車時は、アプリのQRコードを見せるだけでOK。

Flixbusのアプリ、ご丁寧に乗車地と降車地の地図も出てくるから便利だわ。

 

コインブラ

バスは1時間ほどで、コインブラに到着。

Flixbusはバスターミナルではなく、少し北のほうの橋の下あたりに降ろされます。

 

コインブラ

コインブラ

宿に荷物を置いて、さっそくコインブラの散策へ。

 

 

リスボン、ポルトに次ぐポルトガル第3の都市コインブラ。多くの文化人や政治家を輩出したコインブラ大学は、1290年にディニス王によって創設された。山の手のアルタ地区と、下町のソフィア地区は世界遺産に登録されている。また、イネス・デ・カストロとペドロ王子の悲恋物語も、コインブラが舞台となった。

(参考文献:地球の歩き方)

 

 

コインブラ

コインブラ

街中には、急な坂や階段も多い。

とりあえず、”とある場所”を目指して坂道を登っていく。

 

コインブラ

こちらは、旧カテドラル

アフォンソ・エンリケス(アフォンソ1世)によって、1162年に造られた大聖堂。

 

コインブラ

こっちは、新カテドラル

1598年から建設を開始して、完成までに1世紀ほどかかったイエズス会の教会。

 

 

コインブラ

私がコインブラを訪れた理由、それは……コインブラ大学を見学するため!

もちろん、世界遺産にも登録されている施設です。

早速チケットを購入(€13.5=約1,910円)。ジョアニア図書館だけは、指定の入場時刻があります。

 

コインブラ

コインブラ

コインブラ

観光地化しているんだけど、もちろん学生さんも歩いてる。

個人的に、大学の雰囲気が好きなんだよね。

学生時代は、授業がない日も図書館に通うくらい、大学という空間が好きだった。大学院への進学も、わりと本気で考えていたくらい。

いいなぁ、学生時代に戻りたい。社会人になると、勉強に集中できる環境が羨ましいのよ。

 

コインブラ

コインブラ

物理と化学の学部棟。

 

コインブラ

手前が医学部で、奥が文学部かな?

大学の造りや雰囲気は、日本と変わらないね。

 

コインブラ

鉄の門をくぐると、中庭に出る。

 

コインブラ

少し雲行きが怪しいんだけど……

この中庭の周辺が、旧大学と呼ばれる古い施設が残るエリア。

 

コインブラ

これが、ジョアニア図書館の入り口。

1724年に建てられ、蔵書は30万冊に及ぶ。

 

コインブラ

コインブラ

大学は丘の上にあるから、眺めが良い。

 

 

コインブラ

さっきまで晴れてたんだけどね。急に雨が降ってきちゃった。

ずっと晴天が続いていたから、傘持ってきてないし。

雨宿りがてら、ちょうど時間になったのでジョアニア図書館を見学します。

 

コインブラ

一番下の階は、牢獄だった。昔は、大学に牢獄があったんだね。

 

コインブラ

コインブラ

真ん中の階の図書館。

 

一番の見どころである最上階の図書館は、写真撮影NGでした。

でも、凄かったよ。Googleで検索すれば写真が出てくるので、ぜひ見て欲しい。

 

部屋に足を踏み入れた瞬間、紙の匂いか本棚の木の匂いか分からないけど、明らかに香りが変わってさ。

ターリャ・ドウラーダ(金泥細工)って言うらしいんだけど、装飾が見事だった。

3つの部屋に分かれているんだけど、それぞれ天井画も素晴らしくて。

ちなみに、この図書館にはコウモリが住んでいるらしい。コウモリが害虫を食べてくれるらしいんだけど……。本を守るコウモリとか、なんかファンタジーの世界だな。

 

 

コインブラ

続いて、隣の礼拝堂へ。ここはアズレージョ装飾が見応えあった。

 

コインブラ

コインブラ

このアズレージョは、17世紀に施されたもの。

ここのタイルは青と白だけではなく、カラフルでとても華やか。

 

コインブラ

続いて、”Royal Palace”へ。(日本語訳は”王宮”でいいのかな?)

 

コインブラ

コインブラ

確か、武器の間だったと思う。壁にずらりと絵画が飾られていた。

 

コインブラ

帽子の間。学位授与式などの儀式で使われる部屋。

 

コインブラ

コインブラ

壁にずらりと並んでいるのは、歴代のポルトガル王だって。

 

コインブラ

部屋の名前、忘れました。

壁に描かれているのは、歴代の学長だったと思う。

 

コインブラ

コインブラ

天井には、各学部を表す紋章?的な絵が描かれている。

 

コインブラ

コインブラ

学食的な場所もあったりして、普通に歩いているだけで楽しかったわ。

 

 

コインブラ

最後に、"Chemistry Laboratory"ヘ。この施設も、今日買ったコインブラ大学のチケットで入れます。

もはや地球の歩き方にも書かれてなかったけど……18世紀に科学実験や研究、教育のために建てられた施設みたい。

 

コインブラ

展示は2つに分かれていて、まずは左のブースから見学します。

左のブースは、”Jesuit college(イエズス会大学)”についての展示。

ポルトガルの宣教の歴史が解説されている。

 

コインブラ

コインブラ

コインブラ

"Jesuit college"という単語、ここで初めて知った。

展示物についてはよく分からんけど、歴史的な価値がありそうなものがずらりと並んでいる。

 

coimbra

コインブラ

日本についての展示もありました。

”Kagoshima"って単語、まさかここで見るとは思わなかったよね。鉄砲を日本に伝えたことも、しっかり解説されていました。

中国、日本、東南アジア、そして南アメリカ、と宣教師たちが活動範囲を広げていったことがよく分かった。

 

コインブラ

コインブラ

これって講義室だよね。

机に蛇口がついているから、ここで理科の実験をしてたんだ。

 

コインブラ

コインブラ

右のブースは、昔使われていた実験道具などが展示されている。

 

コインブラ

コインブラ

昔の周期表。

 

コインブラ

昔の顕微鏡。

 

コインブラ

さらに奥は、科学博物館になってました。

光の屈折や静電気など、展示を触りながら体験できるコーナーがたくさんあったよ。

 

コインブラ

宣教の歴史という宗教的な要素と、科学に関する展示。

相反しそうな2つの展示が同じ空間にある、非常に興味深い施設だった。

敬虔なクリスチャンが見たら、怒りそうな気がしなくもないけどね。

 

 

コインブラ

コインブラ大学を後にして、サンタ・クルス修道院へ。教会は無料で入れます。

1131年にアフォンソ・エンリケス(アフォンソ1世)によって建てられ、16世紀にマヌエル1世が大規模に改築した。

 

コインブラ

コインブラ

ここも、壁面のアズレージョが素敵だった。

 

コインブラ

コインブラ

う、美しい……!

 

 

コインブラ

コインブラ

天気は回復したけど……寒い! 寒すぎる!

安宿に泊まっているせいか知らんけど、ポルトガルって室内も寒いのよ

宿に帰ってもあまり暖まれないので、結構辛い。

本当は川の向こうまで歩いてみたかったけど、今日は早めに帰って休むことにします。

 

 

明日は、ポルトに移動するよ!

 

 

※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。

 

 

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