*****2023.1.3(火)*****
朝、一緒に食事をしたのはニュージーランドから来た兄ちゃんだった。
モロッコの前は2ヶ月メキシコにいたらしく、旅の歴はそれなりに長いらしい。仕事も辞めて、旅だけしてるんだって。
彼、日本で働いていたこともあって、浜松の某自動車会社の工場で車をつくっていたらしい。
でも、仕事がハードすぎて4ヶ月で辞めちゃったってさ。
実は私、前職が自動車部品のメーカー勤務だったので、某自動車会社さんとは付き合いがあったのよね。
「私も浜松に何度も通ったよ」って話をしたら、それなりに話が盛り上がった。
前職の仕事はキツかったし嫌なこともたくさんあったけど、その経験が思わぬところで話のネタに昇華する。
こうしてみると、今までの人生の寄り道や苦労も無駄じゃなかった。何かしらの意味はあったんだ。って、つくづく思うよね。
泊まっていた宿は中心地から少し離れているので、まずはシャウエンのメディナを目指します。
宿がカード決済できなくて、現金を調達しなきゃならなかったんだけど……
ATM、3軒連続でキャッシュカードが弾かれて、ちょい焦りました。
4つ目のATMでなんとか引き出せて事なきを得たけど、私のカードがおかしいのかなって、さすがに疑ったよ。
でも、ATM自体に金が入っていないこともあるだろうし、何度か弾かれただけで焦っちゃダメよね。これも学び、学び。
メディナの入り口、アイン門。
ここから、あの有名な青い街中に入っていく。
白と青のメルヘンチックな街並みが広がるシャウエン。1471年にムーレイ・アリ・ベン・ラシッドによって建設され、スペインから逃れてきたイスラム教徒によって人口が増加した。リフ山脈の山肌にへばりつくように広がる街並みは、都会の喧騒から離れて静かに過ごしたい人にもってこいの場所だ。
(参考文献:地球の歩き方)
想像以上に、青だった。
これは確かに、写真映えする。
世のインスタ女子たちが、こぞって訪れるわけだ。
カスバに入ってみる。(60DH=約750円)
ミナレットって、いろんな形があるんだね。
ちょっとした展示物もあったり、中庭もきれいだった。
さらに街を散策。
いわゆる"映えスポット"では、こんな感じで順番待ちしてた。
他のモロッコの街と比べても、アジア人の姿が目立ったよね。
友達や彼氏と来ると、写真を撮り合ったり、もっと楽しめるんだろうな。
ぼっち旅行には、肩身が狭いっす。
街の横には川が流れていて、街中には至るところに水道があった。
水資源が豊かな場所なんだろうね。
街の向かい側の丘に登ってみる。
丘の上の白い建物は、”スペイン・モスク”。
名前から分かる通り、地理的にもだいぶスペインに近づいて来たんだなぁと実感する。
丘の上からは、シャウエンの街の全景が見えた。
少し調べてみたけど、この街は数十年前まで青じゃなくて白い街だったらしい。
青色になった理由は諸説あるらしく、虫除けだったり、ユダヤ教で青色が神聖な色とされているからだとか。
でもまあ、一番の理由は観光客を呼べるからじゃないかと私は思ってるけど。
ここまで登ってきてよかった。大満足。
歩いてたら、昨日ラバトから一緒のバスに乗っていた中国人女性と再会した。
彼女はトルコのイスタンブールに住んでいて、1週間のショートトリップだって言ってた。本当、中国人ってどこにでも住んでるな。
シャウエンは小さな街だから、自然と観光客同士が顔馴染みになる。
土産屋もたくさんあったよ。普通にかわいい雑貨が並んでた。
短期旅行なら、土産探しも楽しいんだろうなぁ。
私はこれ以上荷物を増やせないから、諦めたけど。
日本人にも人気の場所だからか、日本語で喋りかけてくる人が多かった。
「店の中でミントティー飲まない?」とか、「一緒に歩こうよ」とか。
怪しすぎるから、全部断ったけどさ。
天気も良かったし、まったり散歩を楽しめたよ。
宿に帰ったら、ミントティーを入れてくれた。
ミントは嫌いなんだけど、ミントティーなら美味しく飲める。不思議。
明日は、ティトゥアンに移動します。
※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。
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