世界放浪記 モロッコ

【Day17】ヴォルビリス遺跡とムーレイ・イドリス観光!広大なローマ遺跡に大興奮

2023年1月8日

 

*****2022.12.29(木)*****

 

マップ

Goole Mapsより

今日は、メクネスから約20km離れた場所にある世界遺産、ヴォルビリス遺跡に日帰りで観光します。

途中の街、ムーレイ・イドリスを経由していくよ!

 

 

メクネス

朝8時過ぎ。ホテルを出て、ムーレイ・イドリス行きのグランタクシー乗り場へ歩いて向かいます。

 

写真撮り忘れちゃったんだけど、グランタクシー乗り場はここ。

 

タクシー乗り場にいたおっちゃんに”ムーレイ・イドリス”と告げると、すでに人が何人か乗っていたタクシーに案内された。

料金は先払いで、11DH(=約138円)。

ムーレイ・イドリスまではバスを利用するのが最も安いらしいけど、グランタクシーでも十分に安い!

 

車の中で15分くらい待ち、5人揃ったところでタクシーは出発。

同乗者は、みんな現地の人だった。

 

モロッコ

30分ほどで、ムーレイ・イドリスのタクシー乗り場に到着。

今度は、ヴォルビリス遺跡へ向かうタクシーを探します。

 

そばにいた運ちゃんに声をかけたら、30DH(=約380円)でタクシーを出してくれるって。

メクネス−ムーレイ・イドリス間の20kmが11DHに対し、ムーレイ・イドリス−ヴォルビリス遺跡間の4km弱が30DH。

高いけど、観光地価格だし自分一人なので、仕方ないよね。ということで承諾。

 

 

ヴォルビリス遺跡

ヴォルビリス遺跡に着きました!

古代ローマ時代の都市遺跡で、モロッコ国内では最大のローマ遺跡。

入場料は、70DH(=約880円)でした。

 

ヴォルビリス遺跡

ヴォルビリス遺跡

広い!

ローマ時代には「マウレタニア・ティンギタナ」と呼ばれるローマ属州の州都で、最盛期には2万人の人々が住んでいたという。

 

ヴォルビリス遺跡

ヴォルビリス遺跡

ヴィーナスの家。

屋根もなく、風雨に晒されっぱなしなのに、モザイクがここまではっきりと残っていることに驚いた。

 

ヴォルビリス遺跡

水道の跡。

 

ヴォルビリス遺跡

ヴォルビリス遺跡

ローマ時代の遺跡を、アフリカの地で見れたことに感動。

古代ローマの勢力圏と影響力の大きさを実感する。

 

ヴォルビリス遺跡

ディオニュソスと四季の家のモザイク。

 

ヴォルビリス遺跡

ヴォルビリス遺跡

ヴォルビリス遺跡

ずっと一人で「すごいっ! すごいっ!」って独り言を連呼してた。

正直、モロッコに来て一番興奮した瞬間かもしれない。

やっぱり自分、遺跡が好きなんだな。

 

ヴォルビリス遺跡

ヴォルビリス遺跡

カラカラ帝の凱旋門。

属州の自由民にローマ市民権を与えたカラカラ帝への感謝を捧げ、建造された。属州税(10分の1税)がなくなったことにより、ヴォルビリスの人々の生活は楽になった。

 

ヴォルビリス遺跡

魚の絵が描かれたモザイクが多かった印象。

この地は内陸だけど、なんでだろうね。

 

ヴォルビリス遺跡

ヴォルビリス遺跡

ヴォルビリス遺跡

フォーラムとバシリカ礼拝堂、そしてキャピトル。

このあたりが神殿や広場などの大事な建物が集まり、街の中心だったみたい。

 

ヴォルビリス

遠くに目を向けると、緑の畑が一面に広がっている。

このあたりは、昔からオリーブや葡萄畑があったんだって。

やっぱりモロッコは、北の方が圧倒的に土地が豊か。

 

ヴォルビリス遺跡

ヴォルビリス遺跡

モロッコで、最も多くシャッターを切ったわ。

 

ヴォルビリス遺跡

ヴォルビリス遺跡

最後に、眺めの良い丘の上に登ってみた。

ローマ時代の当時は、どんな眺めだったんだろうね。

 

天気もよかったし、観光客は少なかったし、散策を思いっきり楽しめた。大満足。

 

 

ヴォルビリス遺跡

ヴォルビリス遺跡

ムーレイ・イドリスまで4km弱の距離なので、帰りは歩くことに。

のどかな田舎道を、ひたすら歩いて丘を下った。

 

ヴォルビリス遺跡

日本から持ってきたウォーターボトル、落として割っちまったよ。

ケースに入れてたのになぁ……300円ショップじゃダメっすね。しばらくはペットボトルを使うか。

てか私、すぐ物を失くしたり壊したりしちゃう。物の管理が致命的に苦手なの、どうにかしたい。

 

 

ムーレイ・イドリス

ムーレイ・イドリスに戻ってきたよ!

この街には第4代カリフ、イドリス1世が埋葬されている。

彼はベルベル人の助けを借りながら、モロッコで初めてのイスラム王朝を打ち立てた。モロッコでは、聖者(ムーレイ)のひとりにも数えられている。

 

ムーレイ・イドリス

ムーレイ・イドリス

ムーレイ・イドリス

ムーレイ・イドリスを散策しようと思ったけど……

地球の歩き方には地図も載ってないし、Googleマップを見てもよくわからず、適当に彷徨った。

 

確か、廟があるはずなんだけど……とうろついていると、少年が話しかけてきた。「テラスはこっちだよ!」と。

はいはい、チップね。と思いつつ、一人じゃたどり着けなさそうなので案内してもらうことに。

 

ムーレイ・イドリス

ムーレイ・イドリス廟

もともとの墓は壊されてしまったらしく、これは19世紀に改修されたもの。緑の鮮やかな屋根が印象的。

 

モロッコ

少年は「もっと良いテラスがあるよ」と言ったけど、ここからの眺めで十分だったので、「ここで大丈夫」と断った。

やっぱりチップと言われたので、5DH(=約60円)を渡してやった。

不満そうにしてたけど、「お前、数十メートルの距離を案内しただけやろ」とつっぱねて、その場を去った。

 

ムーレイ・イドリス

帰りに見つけた、円柱の形のミナレット。

ミナレットって、いろんな形があるもんだね。

 

メクネス

というわけで、帰りもグランタクシー(11DH)に乗って、無事にメクネス新市街まで帰ってきました。

帰りも、行きと同じグランタクシー乗り場で下ろしてくれたよ。

 

 

念願のローマ遺跡を拝むことができ、モロッコで最も興奮した一日でした。

明日は、ラバトに移動します。

 

 

※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。

 

 

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