*****2023.4.3(月)*****

Google Maps より
今日は、コトル近郊のペラストという街に日帰りで行ってみます。
コトル・バスターミナル。
チケットオフィスで、ペラスト行きのバスが出てるか聞いたんだけど……
受付の人「ペラストなら、旧市街からしか出てないよ」
バスターミナルから乗れる、ってネットには書いてあったんだけどな。2023年4月現在、ペラスト行きバスはバスターミナルには発着しないようです。
ついでなので、明日のモスタル行きのバスチケットを買っておきました。コトルからモスタルまで、€26(=約3,940円)。クレシットカードは使えなかったので、現金支払い。
ペラスト行きのバス停は、ここ。
看板が立っていなくて分かりづらいんだけど、道路に「BUS」と黄色く書いてあります。
ペラスト行きバスは、Blueline Busという会社が運行している。
時刻表は、ホステルの掲示板に貼ってあったものを参考にしました。一応、載せておきます。
コトルからペラストへは、毎時15分。私が乗った時には、9:20頃にやってきたので、たぶん合ってると思います。
地元の人ばかりのローカルバスだった。運賃は、片道1.5€(=約230円)。
海沿いを走ったバスは、30分ほどでペラストに到着。
聖ニコラ教会の前の、海に面したバス停で降りたよ。
ペラストは、コトル湾に面した小さな街。修道院が建つスベティ・ジョルジェと、人口の島である岩礁のマリア教会。2つの島を望む美しい景観で知られている。ヴェネツィア共和国の拠点として栄え、様々な教会が建てられた。
(参考文献:Wikipedia)
バス停の目の前にそびえ立っているのが、聖ニコラ教会。
まだ朝だからかな? 人がいない。閑散としている。
とりあえず、適当に路地を歩いてみる。
コトル湾と古い家並み。景色がとてもきれい。
街の高い場所にあった、古そうな建物。
要塞かな? それとも教会?
分からんけど、めっちゃ廃墟だった。
ペラストの街中には、リゾートっぽいホテルがいくつか建っている。
今はオフシーズンだから人がいないけど、夏は賑わうんだろうなぁ。
それにしても、この街。廃墟が目立つ。
海沿いのホテルやレストランはとても綺麗でモダンなんだけど……少し路地裏に行けば、屋根のない建物や苔の生えた石畳。
大丈夫か、この街? 人、住んでるんだよね?
ブドヴァやウルツィニでも若干思ったけど……モンテネグロの海に面したリゾート地って、どこか廃れた雰囲気が漂っている。
お隣の国クロアチアがギラギラの眩しいリゾート地だから、どうしても比較しちゃいがちで。余計にモヤっとした感じが際立つのよね。
私は、この寂れた雰囲気が好きだけど。
モンテネグロでよく見かけた車。
”Zastava”っていう、旧ユーゴスラビア時代から続くセルビアの車会社らしい。
スベティ・ジョルジェと、岩礁のマリア教会。
スベティ・ジョルジェは修道院があって神聖な場所らしく、上陸できないんだって。
その代わりに、隣の人口島である岩礁のマリア教会が建てられた。岩礁のマリア教会は、船で渡って見学もできるみたい。
海に浮かぶ教会。これぞ、ペラストって景観だけど。
スロベニアでブレッド湖を見てしまったからな。申し訳ないけど、ブレッドの劣化版……
ペラスト、不思議な街だった。
いかにも高級そうなレストランやホテルと、崩れかかりそうな廃墟が街の中に混在していて。リゾート地として人をもっと呼びたいのなら、廃墟を放置しなければ良いのにね。
まあ、全てリゾート地として整備されちゃったら、モンテネグロ独特のモヤっと感がなくなっちゃって、それはそれで寂しいけど。
端から端まで歩き終えたので、行きと同じバスでコトルに戻ったよ。
明日は、ボスニア・ヘルツェゴビナに移動します!
※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。
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