*****2023.3.30(水)*****

Google Maps より
今日は、ポドゴリツァからブドヴァに移動します。
ポドゴリツァ・バスターミナル。
10:53発のブドヴァ行きバスに乗車します。チケット代は、€7(=約1,030円)。
バスの時刻表は、BusTicket4.meというウェブサイトで調べました。
ポドゴリツァの宿の人から、「バスチケットはバスターミナルで買いなさい」とのアドバイスをもらったので、モンテネグロでは当日にバスターミナルで直接チケットを買っていました。
ネットで予約しても、バスターミナルで乗車を受け付けてくれないことがあるらしく、「チケットを買い直せ」と言われることもあるみたいです。
モンテネグロのバスチケットは、こんな感じ。
乗車する時に、上半分を係の人がちぎって持っていきます。
バスの中から見えた、ブドヴァの景色。すごい、きれい。
12時半ごろに、ブドヴァ・バスターミナル着。
宿に荷物を置いて、ブドヴァ観光へ行きます。
モンテネグロ屈指のリゾートタウン、ブドヴァ。城壁に囲まれた旧市街の建物の多くは、ヴェネツィア共和国時代に建てられたもの。1979年の地震で多大な損害を被ったが、街全体が再建された。旧市街のそばにはスロヴェンスカ・ビーチもある。
(参考文献:地球の歩き方・Wikipedia)
さすがリゾート地というだけあって、街中には立派なホテルが多い。
旧市街の前にある、Plaža Ričardova Glavaという名前のビーチ。
ビーチ沿いにレストランの席がずらりと並んでいて、人で賑わっている。
ブドヴァの城塞が見えるね。
旧市街は、城壁に囲まれている。
この小さい入り口から、旧市街の中に入ってみるよ!
旧市街の街並みは、クロアチアのシベニクやスプリトの景色と似ている。白くて美しい石壁と石畳。
やっぱ、クロアチアの主要都市と同じくヴェネツィア共和国の影響を受けているから、景色も似ているんだろうね。
聖ヨハネ教会(The Church of Sveti Ivan)。7〜12世紀って書いてあった。
5〜6世紀のバシリカの跡。
9世紀のサンタ・マリア教会(Santa Maria in Punta Church)。
城塞。ちょこっと覗いてみたけど、中にはいかにも高級そうなレストランがあった。
確か、€4だったと思う。あまり惹かれなかったので、中には入らず。
それにしても、海が最高に美しい。
麦わらの一味も、航海中にブドヴァへ立ち寄ったのかな?
旧市街はとてもこぢんまりとしていて、あっという間に探索し終わっちゃった。
せっかくなので、海岸沿いを散歩してみる。
思いっきり、リゾート地だわ。
海沿いにはレストランがずらりと並んでいたけど……安くはないな。
リゾート地だからかもしれないけど。
リゾート地の楽しみ方、わからん。
少し早いけど、宿に戻るか。
今日、宿で同室になったのが、中国の満州出身の男性だった。
カタコトの日本語を喋る方で、自分のことを「マンシュウジン」だって自己紹介してくれた。満州の方って、今でも漢民族とは違うというアイデンティティを持っているのだろうか?
彼のおじいさんは、日本語がペラペラなんだって。その理由が、けっこう衝撃的で。
男性「日本人は、女よりも長男や男兄弟を大事にするでしょう? 昔、日本人は満州から引き揚げる時に、男だけ日本に連れて帰って、女は置いていった。だから、満州で結婚して家庭を持った日本人女性が多いんだよ。僕のおじいさんは、彼女たちから日本語を学んだんだ。ハハハ」
彼、めっちゃ愉快に語ってるけどさ。全然笑えねぇ。
そりゃあ、満州に残った日本人は多少はいるだろうなぁとは想像がつくけどさ。引き揚げの時に女性が残された話は、さすがに知らなかった。
話題が過去の話になってしまったので、日本人について悪く言われないか内心ヒヤヒヤしてたけど。それは杞憂だったよね。
とても陽気でフレンドリーに喋りかけてきてくれて。面白い方だったな。
そしてもうひとつ、宿で驚いたこと。
それは、宿泊客のほとんどがロシア人だったということ。
これまで4ヶ月ほど旅を続けてきたけど、ロシア人と出会うのは、これが初めてのことだった。
ロシア人って、思っていた以上に日本のことをよく知っているし、興味を持ってくれているんだね。「イチ、ニ、サン……」と、なぜか数の数え方を知っていたりして。
私、ロシア語は「ハラショー」しか知らんのになぁ……申し訳ねぇ。
ロシア語で、挨拶くらいはできるようにならなければな。
※この先、旅を続けていく中で、バルカン半島にロシア人が多い理由が分かってきます。
明日は、ウルツィニという街に行ってみます。
※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。
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