*****2023.3.24(木)*****
※今日の記事は、パート1とパート2に分けています。この記事は、パート1です。
どうやら日本では、アニポケのサトシが卒業したことが話題になっているらしい。
無印からアドバンスジェネレーションあたりまでをリアルタイムで見て育ち、私の幼少教育はポケモンに詰まっている。
今振り返れば、私が初めて旅に憧れを抱いたのは、ポケモンがきっかけだったのかもしれない。次の街を目指して歩き、外で料理をし、寝袋にくるまって寝る。そんな旅生活を送るサトシやピカチュウたちの姿に影響されたのかも。
それにしても、同世代のサトシが卒業してしまうなんて。とても寂しい。私も老いたなぁ……。
今日は、ドゥブロヴニクを観光します!
宿から旧市街までは距離があるので、30分ほど歩きます。
歩いている途中の景色が、凄すぎた。すでに最高。
旧市街に行く前に、Gradac Parkという公園に立ち寄ってみたんだけど……
ドゥブロヴニク、城壁が凄いんだが!
こんな立派な城壁があるなんて、とても驚いた。
手前に見えるのは、ロブリイェナッツ要塞。
どうせ私のことだから、「ドゥブロヴニクは人気観光地だし、気に入らないだろうな」と思ってあまり調べてこなかったのよね。
だから、余計に驚いたし、感動した。城壁が素敵すぎて、この時点ですでに涙出そう。
ちなみに、この公園はゲーム・オブ・スローンズのロケ地。
日本人の間では、ドゥブロヴニクはジブリ「魔女の宅急便」の舞台として有名だけど。私は、ゲーム・オブ・スローンズの聖地巡礼にやってきたわけです。
ロブリイェナッツ要塞を目指して、登ります。
この入江も、ゲースロのロケ地。
ドラマ見た人にしか分からないと思うけど……ドゥブロヴニクのロケ地は、わりとそのままドラマ内で使われているから、ゲースロ好きなら興奮するはず。
要塞に入るまでの道も、雰囲気◎。
ゲームの中の世界みたい。まるで、オープンワールドを探索しているような感覚。
ロブリイェナッツ要塞を見学。チケット代は、城壁との共通券で€15(=約2,200円)。
ドゥブロヴニクの入場料は、物価に対してかなり高め。さすがに、観光客から金を巻き上げすぎだと思う。
ここのチケット売り場の男性は、私を見るなりこう言った。
男性「君、日本人でしょ」
私「え、何でわかったの?」
男性「日本人は、顔で分かる。中国人や韓国人とは異なる顔つきをしているからね」
ほーう、なるほど。今まで様々な観光地を訪れたけど、こんなことを言われるのは初めて。
というか、街を歩いていて日本人とすれ違う回数が圧倒的に多かったのもドゥブロヴニク。やっぱ、ドゥブロヴニクを訪れる日本人って多いんだな。
この要塞は11世紀に建てられたみたいだけど、現在の姿になったのは15〜16世紀頃らしい。
ここも、ゲースロのロケ地。上のバルコニーのところに、サーセイが立っていた。
旧市街の眺めも良かったよ!
ピレ門を抜けて、旧市街の中へ。この門も、ゲースロのロケ地。
さっそく旧市街を歩きたいところだけど……
あまりに城壁のインパクトが強すぎて惹かれてしまったので、先に城壁に登ります。
いやぁ、凄すぎる。オレンジ色の屋根が立ち並ぶ街並みは美しいし、街をぐるっと囲う城壁はかっこいい。
もう、「凄い」しか言葉が出てこない。
この城壁、どこまで見学できるんだろうって思いながら歩き続けたけど……ぐるっと1周できちゃうんだね。
途中には、カフェもあった。
向こうに見えるのは、ロクルム島。あそこにもゲースロのロケ地があるから、行ってみたかったんだけどなぁ。
ロクルム島行きのフェリーは、3月に運行しておらず。4月からのハイシーズンのみの運行みたいです。
旧市街の路地も、雰囲気良いな。散策が楽しみ。
ドゥブロヴニクの街の良いところは、山の斜面に築かれており坂道が多い点。
高低差があるから、城壁もオレンジの屋根も写真映えする。
結局、丸々1周歩いてしまった。
1時間くらいかかったかも。景色を眺めるのに夢中だったから、あっという間だったけど。
寄り道しまくり、ようやく旧市街を歩いてみる。
まずは、メインのプラツァ通り。さすがに観光客で賑わっている。
ルジャ広場と聖ブラシウス教会。
ドゥブロヴニクの旧市街は、ユーゴスラビア紛争で深刻な被害を受けた。でも今はすべて修復されて、美しい街並みを取り戻している。
正直、30年前にここが戦場だったとは、とても信じられない。
紛争に関する話については、後ほどゆっくり語ります。
やっぱり、路地を適当に歩いて散策するのが楽しいよね。
バロック様式で建てられた聖イグナチオ教会。
教会自体も素晴らしかったけど、個人的にはやっぱり教会前の石段!
ここも、ゲースロのロケ地。
ドゥブロヴニクの街、マジでキングス・ランディングそのまんま。
ドームが印象的な、ドゥブロヴニク大聖堂。
総督邸(レクター宮殿)。
ラグーサ共和国の評議会や元老院など、行政機関がこの建物に集約されていた。
今は、歴史博物館になっている。ちなみに、ここもゲースロのロケ地。
※ラグーサ共和国…1358〜1808年、現在のドゥブロヴニクを中心とした都市共和国。15〜16世紀にかけて最盛期を迎え、ヴェネツィア共和国などの海洋都市国家と繁栄を競った。
ちなみに、ドゥブロヴニク旧市街には、ゲーム・オブ・スローンズ関連のグッズショップもたくさんあった。
ドゥブロヴニクの旧市街は、テーマパークみたいな場所だったな。
城壁、街並み散策、博物館や教会巡り……エンターテイメントがとても豊富。そして、入場料やレストランなどの値段が総じて高かった。
でも、クロアチアで最も観光が楽しいなと思ったのは間違いなくドゥブロヴニクの旧市街だし、一生に一度は訪れる価値のある場所だと思う。
なぜ大勢の観光客がドゥブロヴニクをこぞって訪れるのか、ようやく理解したよ。
ドゥブロヴニク観光1日目は、パート2に続きます。
今日訪れたゲーム・オブ・スローンズ関連の場所については、別記事で詳しくまとめておきます。
※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。
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