私は現在、ヨーロッパを陸路で旅しております。
基本的にバス移動なので、必然的にバスターミナルで時間を過ごすことが増えています。
初めて訪れる街のバスターミナルだと、やっぱり治安やWi-Fi環境などが気になるところ。でも、ネットには意外とそういう情報って落ちていないんですよね。
というわけで、需要はないかもしれませんが……
それなりの数のポルトガルのバスターミナルを利用したので、バスターミナルの情報を写真とともに載せておきます。
なお、2023年1月の情報です。あくまで私が利用した範囲での備忘録なので、情報は網羅していません。ご了承ください。
※北から順番に並べています。
目次
ポルト・カンパニャン・バスターミナル
ポルト・カンパニャン・バスターミナル(Terminal Intermodal de Campanhã)
住所:R. de Bonjóia 691 4300, 4300-084 Porto, ポルトガル
たぶん、ポルトで一番大きなバスターミナルだと思います。rede expressos社やFlixbusなどが乗り入れています。
私は、コインブラからポルトへ着いた時と、サラマンカ行きの夜行便に乗る時の2回利用しました。
バスターミナルの建物は新しく、とてもきれい。
24時間開いている待合室があり、Wi-Fiが通っています。数は少ないけど、一部の席の近くにはコンセントもありました。
遅くまで開いている売店もあったし、自動販売機もあるので便利。
トイレも大きくて綺麗でした。個室は狭かったので、荷物を置きづらくて若干面倒だったけど。24時間開いているロッカーもありました。
警察が定期的に巡回していたので、治安的な不安は特に感じられず。マドリード行き以外にも夜発の便はあるようで、夜の時間帯もそれなりに人はいました。
ポルト→サラマンカの夜行便については別記事で詳しく書いたので、そちらも読んでみてね。
レイリア・バスターミナル
レイリア・バスターミナル(Leiria Bus Station)
住所:Av. Heróis de Angola 24, 2400-153 Leiria, ポルトガル
レイリアのバスターミナルは、バターリャやファティマ、アルコバサを観光するために何度も利用しました。
rede expressos社、Tejo社、Flixbusなどが乗り入れています。
室内の待合室あり、売店あり。チケットオフィスも朝から開いています。
Wi-Fiも繋がってたけど、とても弱かった気がする。
やってくるバスのWi-Fiの方が強くて、そっちに繋げたりしていました。コンセントは無かったと思います。
観光客は少なく、利用客は現地の人たちが多め。長居するような雰囲気のバスターミナルではありません。
ファティマ・バスターミナル
ファティマ・バスターミナル(Terminal Rodoviário de Fátima)
住所:Av. de Dom José Alves Correia da Silva, 2495-402 Fátima, ポルトガル
ファティマへ日帰り観光した時に利用しました。
滞在時間は短く、Wi-Fiなどは確認できていませんが……
バスターミナル自体は、とてもきれいでした。売店やお土産屋さんもありました。
田舎だと思っていたけれど……Tejo社以外にも、Flixbusやrede expressos社のバスも見かけて、意外にも大きなバスターミナルで驚きました。
アルコバサ・バスターミナル
アルコバサ・バスターミナル(Alcobaça Bus and Coach Station)
住所:Av. Manuel da Silva Carolino 17, 2460-062 Alcobaça, ポルトガル
アルコバサ修道院を訪れる際に利用しました。
滞在時間は短く、Wi-Fiの確認はできていません。
室内の待合室はなく、チケット売り場や椅子は外のプラットホーム前にあります。日陰だし、冬にバスを待つのは寒いかも。
電光掲示板もないので、周りの人に尋ねながら乗るバスを探しました。
リスボン・セッテ・リオス・バスターミナル
リスボン・セッテ・リオス・バスターミナル(Terminal Rodoviário de Sete Rios)
住所:Lisboa Sete Rios, 1500 Lisboa, ポルトガル
rede expressos社のバスなどが発着する、リスボン最大のバスターミナル。
セッテ・リオス駅のすぐそばにあり、アクセス良好。
私は、エヴォラからリスボンへやってきた時、そしてリスボンからレイリアへ向かう時の計2回訪れました。
待ち時間が短かったので、それほど長い滞在はしていません。
さすがにリスボン最大のターミナルなだけあって、売店は充実。
朝7時台に訪れた時も、バスターミナル前のカフェ(パン屋?)が開いていて、そこそこ賑わっていました。
Wi-Fiも通っていたはず。コンセントがあったかどうかは、確認していません。スミマセン。
昼間は、SIMを売っている人もいました。1ヶ月・20GBで€10。他国からポルトガルへ入ったばかりの方は、このバスターミナルでSIMを入手できます。
エヴォラ・バスターミナル
エヴォラ・バスターミナル(Evora Bus Station)
住所:7005-206 Evora, ポルトガル
エルヴァスからエヴォラへ来た時と、エヴォラからリスボンへ移動する時の2回利用しました。
そこそこ大きなバスターミナルで、朝からチケットオフィスや売店、カフェが開いていました。
Wi-Fiも、確か問題なく繋がったはず。
人もそれなりに多く、思っていたよりも賑やかなバスターミナルでした。
エルヴァス・バスターミナル
エルヴァス・バスターミナル(Terminal Rodoviário de Elvas)
住所:Rua do Património 1, Elvas, ポルトガル
朝に利用しただけなので、昼間や夜の時間帯のことは分かりませんが……
ざっと見たかぎり、売店も自動販売機もありません。Wi-Fiもなく、室内に硬い椅子が置いてあるだけでした。
チケット売り場も閉まってるし(というか、そもそもテナントが入っていない)、とても閑散としたバスターミナル。マジで何もない。
チケットオフィスが開いているかも分からないので、バスは事前にネット予約してから訪れたほうが確実です。
コインブラのFlixbus乗り場(バス停)
せっかくなので、バス停の情報も載せておきます。
まずは、コインブラのFlixbus乗り場。
コインブラでは、なぜかFlixbusの乗り場はバスターミナルではなく、少し先の橋の下のあたりなんですよね。
写真のような感じで、Flixbusの看板が立っています。時間が近づいてくると、利用客がわらわらと集まってくるので、迷うことはないはず。
ただ、外なので冬の待ち時間は寒いです。
バターリャ(バス停)
バターリャ修道院を訪れる際に利用した、バターリャのバス停。
バターリャにはバスターミナルはなく、写真のようなただのバス停です。
チケットオフィスもないので、料金はバスに乗る時に運転手さんに直接支払います。
以上、私がポルトガルで利用したバスターミナルの情報でした。
ポルトガルは基本的にはバスターミナルの設備が充実していたので、快適にバス旅ができました!
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