*****2023.3.21(火)*****
今日は、1日スプリト観光!
まずは、スプリトの中心地から8kmほど離れた、クリス要塞(Klis Fortress)という場所に行ってみます。
日本ではあまり知られていませんが、ゲーム・オブ・スローンズのロケ地です。
クロアチアにやってきてからは、団地のような四角い建物をよく目にするようになった。
街の景色からも、西欧の文化圏から少しずつ離れつつあるということを実感する。
クリス(Klis)行きのバスは、AUTOBUSNI TERMINAL SUKOIŠANというバスターミナルから乗車します。
チケット売り場で、往復チケットを購入(€3=約430円)。カード支払いOKです。
9:00発、22番のクリス行きバスに乗車します。
観光客らしき人は私のみで、地元の乗客が多かったな。お年寄りの方ばかりだった。
30分ほどで、クリス要塞の前に到着。
砦まで、坂道を登っていきます。
砦に入る前から、景色がすごい。スプリトの街を一望できる。
入場料は、€10(=約1,400円)。中に入ってみます。
もともと中世時代に建てられた城だけど、オスマン帝国のヨーロッパ侵攻に対する防衛のための重要な拠点として利用されたみたい。
城の内部はかなり綺麗に整備されていた。
中世の武器や防具の展示があったり。
ゲーム・オブ・スローンズにあやかる展示も置いてあった。
ちなみに、クリス要塞がロケ地として使われたのは、ゲースロのエピソード4と5らしい。カリーシが治めていたMeereenという街の舞台となった。
小さな礼拝堂もある。
ちなみに、反対側の斜面は、こんな感じで山に囲まれている。
山や崖に囲まれて防御が完璧な上に、海側を一望できるんだもん。そりゃ、この砦は重要な防衛拠点になるわな。
それにしても、観光客が誰もいなかったし、景色が良くて最高だった。
小一時間で見学を終えて、10:45のバスでスプリトへ戻りました。
クリス要塞への行き方は、別記事に詳しくまとめておきます。
スプリトは、古代都市が残る街として、またアドリア海に浮かぶリゾート島への拠点として知られる沿岸最大の都市。スプリト旧市街には、ローマ黄帝ディオクレティアヌスが退位後に住んだ宮殿や、ロマネスク様式の大聖堂、アーチ型の天井をもつ神殿が残されている。時代の変遷を経て様々な時代の建物が並び、宮殿と一体となった街を形づくっている。
(参考文献:地球の歩き方)
次は、ディオクレティアヌス宮殿を散策するよ!
城壁の内側が、かつて宮殿だったエリア。北の門(金の門)から中に入ります。
この門は、4世紀に建造されたものらしい。
※ディオクレティアヌス…在位284~305。ローマ帝国の皇帝で、『3世紀の危機』と呼ばれる軍人皇帝時代を収拾した。「四分統治」などの帝政改革で知られる。
城壁の内側には、細い路地が張り巡らされている。
ペリスティルと呼ばれる、宮殿の中心地。
ローマ時代を舞台にした映画のセットみたい。
でもこれ、本物なんだよね。信じられん。
大聖堂。もともとはディオクレティアヌス帝の霊廟として建てられたが、のちにキリスト教の教会として利用されるようになった。
チケット売り場の場所がよく分からなくて迷子になったので、中に入るの諦めちゃった。
Vestibulという場所。ドームの空間で、天井にぽっかり穴があいている。
ローマのパンテオンみたい。
スプリトの街の面白いところは、街が多層構造になっている点。
Vestibulの下には地下空間が広がっていて、土産屋さんが軒を連ねている。
宮殿の地下は、入場料が€7(=約1,000円)だった。
入るか迷うなぁ、と数分悩みつつ、結局入ることにした私。
カードで支払おうとすると、受付のお姉さんが、
受付のお姉さん「学生料金にしといたから」
とウインクするではないか。というわけで、€4にまけてもらっちゃいました。
でも、後から「ちょっと申し訳なかったな」という罪悪感が込み上げてきて。
良い歳して学生料金にまけてもらうなんて、なんだか恥ずかしいよね。
思えば、アクイレイアの博物館などで無料で入れたのは、私が学生だと勘違いされたからではないか? と思ったり。
今後は、大人らしくケチらずに気前よく払おう、と心に誓った私でした。
というわけで、宮殿の地下に入場してみたのだが……
フラワーオーナメントのイベント中でした。
なんか、思ってたのと違う。コレじゃない感。
ローマ時代の宮殿の地下空間が見れると期待して入ったけど、花の展示のせいで全然集中できんかった。
なるほど、だから入場料安くしてくれたのかもな。
海沿いは、人でごった返していた。ザ・リゾート地って雰囲気が漂っている。
ディスクレティアヌス宮殿内の細い路地を、迷いながら適当に歩き続けた。
まるで迷路のように複雑なスプリトの旧市街散策、楽しかったなぁ。
明日は、トロギール観光です!
※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。
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