*****2023.3.17(金)*****
クロアチア中部、ダルマシア地方に位置するザダルは、「世界一の夕日の街」として有名。ヴェネツィアは、この地を中継地として東ローマ帝国のコンスタンティノープルを陥落させ、東地中海の商業覇権を握った。ヴェネツィアによって築かれたザダルの稜堡は、世界遺産にも登録されている。
(参考文献:Wikipedia)
今日は、ザダル観光です。
昨日に引き続き、雲ひとつない清々しい快晴。
ザダルの旧市街は、海沿いに築かれた城壁の向こう側に広がっている。
The Land Gateから、街の中へ入っていきます。
この門の獅子像から、さっそくヴェネツィアの影響を感じられる。
古い柱や石壁の跡が、街のあちこちに残されている。
それにしても、街並みが白くて、まぶしい!
写真撮るから普段は全くサングラスをしないんだけど……さすがに、太陽光の反射がキツすぎる。
ザダルを訪れた目的は、世界遺産に登録されているヴェネツィアの稜堡を見るため。
というわけで、まずは城壁の上に登ってみた。
城壁の上には木が植えられていて、遊歩道として整備されていた。
要塞が残っているわけじゃないんだね。ちょっと残念。
ポルトガルのエルヴァスや、スペインのアビラでも思ったけど……
要塞都市や稜堡を訪れると、上から見てみたいなぁと思う。
海沿いには、観光船がたくさん停泊していた。
海がえげつないほどきれいだし、やっぱりザダルは休暇を楽しむリゾート地なんだろうね。
稜堡目的でザダルを訪れる人は、たぶん私だけなんだろうなぁ……。
遠くには、雪山。
日差しが強くて上着なしでも歩けるくらいには暖かいけど、まだこれでも3月半ばだもんな。
見える景色と体感気温がマッチしてなくて、感覚がバグりそうになる。
これだけ暖かいと、日向ぼっこも気持ちいいよね。
旧市街の奥にある岬までたどり着いた。
海と空が、同じ色。
天気が良いと、こんな写真が撮れるんだ。
The Greeting to the Sunという場所。
地面に敷かれているのはソーラーパネルで、夜はライトアップされるらしい。
これだけ太陽が照っていると、発電も捗るわな。
海のオルガン。波の力で、音が鳴り響いていた。
なんて表現すれば良いのかな? 低い音程のフルートみたいな、パイプっぽい音。
St. Francis' Monastery(たぶん)。
適当にふらっと入ってみたけど、誰も人がいなかった。
ローマ時代の遺跡、フォーラム。
この周辺、棺や柱の残骸がずらりと野ざらしで並べてあった。
フォーラムの前にある、聖ドナトゥス教会(Crkva sv. Donat)。
9世紀に建造が開始されたらしい。閉まっていて、中には入れなかったけど。
聖ドナトゥス教会の正面にある、Benedictine Monastery of St. Marija。
ローマ時代の遺跡、ヴェネツィア人が築いた稜堡、ルネサンスの建築……。
ザダルの街、様々な時代の建物が混在していて、面白かったな。
せっかくなので、海沿いを歩いてみる。
クロアチアを訪れてみて初めて知ったけど、アドリア海のビーチは砂浜じゃないんだね。
けっこう岩が大きくて、裸足で歩くには痛そう。夏は、皆ここで泳ぐのかな?
スーパーで買ったドーナツで、ピクニック。
誰もいない海で過ごす、一人きりの時間。最高すぎる。
※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。
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