世界放浪記 イタリア

【Day82】古都ラヴェンナで教会巡り!ビザンツ様式のモザイク美術に大歓喜!

2023年4月8日

 

*****2023.3.4(土)*****

 

地図

Google Maps より

今日は、フェッラーラから約65km離れたラヴェンナへ日帰りで行きます。

 

 

フェッラーラ

フェッラーラの宿、無料の朝食付きだった。

しかもホステルにしては珍しく、ちゃんとクロワッサンやヨーグルトなどがしっかりついている。

これはとても嬉しい。

 

フェッラーラ

フェッラーラから、ラヴェンナ行きの列車に乗ります。(€7.3=約1,040円)

 

ヴェローナ

最近のヨーロッパは、どこも列車の車体がきれいだなと思ってたけど……

今回の車体は、珍しく落書きがひどかった。

 

ラヴェンナ

1時間半ほどで、ラヴェンナ駅に到着。

 

 

モザイク美術の宝庫ラヴェンナは、人口16万人弱の街。アドリア海に面した、ビザンチン美術の花咲いた古都である。荘厳なモザイクは古代から多くの人を魅了し、ダンテもダヌンツィオもその美しさを詩に歌った。ヨーロッパに残る最も完成されたビザンチン文化は、街のあちこちに残っている。

(参考文献:地球の歩き方)

 

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

ラヴェンナの街は、静かでとても落ち着いている。

 

ラヴェンナ

あの塔、どう見ても傾いてるよね。

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

まずは、サン・ヴィターレ教会へ。

今日はラヴェンナの教会をガッツリ巡ると決めていたので、事前にウェブサイトで共通券を予約していきました。

ラヴェンナの5カ所のスポットの共通券で、€10.5(=約1,490円)。

 

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

548年に建てられた古い八角形の教会。

天井のドームや内装が素晴らしい。でも、やっぱり見どころはモザイクよね!

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

マジでやばい。感動して泣きそう。

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

想像していた数百倍、保存状態が良くて驚いた。

しかも、金箔か知らんけど、こんなにも輝いているなんて……。

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

ラヴェンナのことは、世界遺産検定を勉強している時に初めて知った。

写真を見て一目惚れして、旅行中に絶対に行こうと決めていた場所の1つ。

この場に立てたことに、とても感動した。

 

 

ラヴェンナ

続いて、サン・ヴィターレ教会の奥にあるガッラ・プラキディアの廟へ。

ガッラ・プラキディアの廟とネオニアーノ洗礼堂は、予約時に時間指定をすることになります。

そして入場する時にも、係の人に「見学は5分間でお願いね」って言われました。

 

ラヴェンナ

中に入ってみて、5分間の制限を設けている理由がわかった。

めっちゃ狭いんよね。厳密には5分間をきっちり計られるわけじゃないんだけど……他の見学者と譲り合いながら見なさいって意味なんだなぁと理解。

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

ラヴェンナ

青色と金色のモザイクがとても鮮やか。

これが5世紀のものって、マジ!? とても信じられん。

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

ラヴェンナ

この模様のポーチやしおりなどが、土産屋に並んでいた。

普通に可愛いし、現代に通じるデザインなのがすごい。

 

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

ポポロ広場。このあたりが、ラヴェンナの街の中心。

 

ラヴェンナ

ダンテ博物館(Museo Dante)

『神曲』などを書いたイタリアの詩人ダンテは、晩年をラヴェンナで過ごしたらしい。

ラヴェンナには、ダンテにまつわるスポットも残っている。

 

ラヴェンナ

博物館の隣には、ダンテの墓があった。

申し訳ないけれど、ダンテについては全く知識がないのよね。

そのうち、ちゃんと勉強します。

 

ラヴェンナ

サン・フランチェスコ聖堂

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

この教会、地下聖堂があるみたいなんだけど、どこから見学するのか分からんかったわ。

 

 

ラヴェンナ

サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂。ここも、予約していた共通券で入ります。

 

ラヴェンナ

東ゴート王国のテオドリックが建設した、アリウス派の聖堂。

 

※東ゴート王国…497年〜553年。テオドリックによって建国された東ゴート族の王国で、首都はラヴェンナ。

※テオドリック…東ローマ帝国の軍人・政治家。484年の執政官。ローマ帝国の副帝として、西ローマ帝国を統治。493年にオドアケルを滅ぼし、イタリアに東ゴート王国を建設した。

 

メモ:アタナシウス派とアリウス派

アタナシウス派:簡単に言えば、イエス=神=人。父なる神と子なる神であるキリストは、同本質であると主張した一派。

アリウス派:簡単に言えば、イエス=人。キリストの神性を、父なる神よりも下位に置く一派。

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

東ゴート王国はユスティニアヌス1世によって滅ぼされ、ラヴェンナはビザンツ帝国の支配下に入った。

この聖堂は、ビザンツ帝国の支配下で改装された可能性が高いらしい。

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

モザイク、すんごいわ。なんかもう、言葉が出ない。

 

 

ラヴェンナ

次は、大司教博物館。ここも、共通券で入場できる。

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

ローマ時代から中世初期にかけての展示物が充実していた。

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

これ、昔のカレンダーだってさ。

 

ラヴェンナ

なんと、博物館の中にもモザイクが!

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

ラヴェンナ

モザイクを見ていると、時間を忘れる。

ずっと見上げてるから、首が痛い……。

 

 

ラヴェンナ

博物館の奥にある、ネオニアーノ洗礼堂へ。

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

キリストの洗礼と十二使徒がモチーフになったモザイク。

この洗礼堂も、圧巻。

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

ローマ時代から中世初期にかけてのモザイク美術、大好きだわ。

見てて、本当に楽しい。

 

 

これで、ラヴェンナ中心地の教会はひと通り見て回ることができたが……

 

ラヴェンナ

Google Maps より

実はもう1カ所、ラヴェンナから約5kmほど離れたクラッセという場所に、サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂という教会があるのよね。

せっかくなので、バスに乗ってクラッセまで行ってみます。

 

ラヴェンナ

カドゥーティ広場(Piazza Caduti)から、4番クラッセ(Classe)行きに乗車します。

 

ラヴェンナ

チケットは、広場にあるタバッキ(タバコ屋)で往復分を購入。(€2.6=約370円)

 

サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂への詳しい行き方は、別記事でまとめておきます。

 

 

ラヴェンナ

約15分ほどで、クラッセに到着。

バス停から教会まで、300mほど歩きます。

 

ラヴェンナ

教会が見えてきた!

 

ラヴェンナ

教会前には、なぜか牛?の像。

 

ラヴェンナ

着いた! サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂

ここはラヴェンナの共通券とは別なので、入場料を支払いました。(€5=約710円)

 

ラヴェンナ

一歩入って分かった。ここの聖堂も、やべえわ。

 

ラヴェンナ

この「キリストと十二使徒を表す羊」のモザイクが有名らしい。

 

ラヴェンナ

ちょっと調べてみたんだけど、というのはイエス・キリストや生贄、十二使徒などを表現する方法のひとつとして、キリスト教美術で古くから用いられていたみたい。

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ

なんかもう、凄すぎてお腹いっぱいですわ。

 

ラヴェンナ

帰りは、聖堂のチケット売り場の姉ちゃんに教えてもらったバス停から、ラヴェンナ行きに乗車。

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ駅でバスを降りて、あと1カ所だけ見ておきたい場所へ。

 

ラヴェンナ

テオドリック廟までやってきた。

520年ごろにテオドリックが建造した霊廟。

中には入らなかったんだけど、ここも世界遺産の構成資産のひとつなので、一応目に焼きつけておく。

 

ラヴェンナ

ラヴェンナ駅に戻る途中で、シャレたスポットにも出会った。

 

ラヴェンナ

帰りは列車でフェッラーラまで戻ったよ。

 

ラヴェンナ、すんごい良かった。

しかも、久々に効率良く完璧に観光できた気がする。大満足だった!

 

 

明日は、フェッラーラ観光です!

 

 

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