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「テイルズ オブ ベルセリア」のプレイ感想:めっちゃ面白いじゃん!【PS4】

2021年8月20日

テイルズオブベルセリア

今更ながら、PS4版の「テイルズ オブ ベルセリア(TOB)」をクリアしました。

結論、とても良いゲームだった。めっちゃ面白いよ!

最初はあまり期待していなかったけれど、プレイしていくうちにキャラやストーリーにどっぷりとハマってしまった。

ということで、クリア後のプレイ感想を綴っていきます。

 

「テイルズ オブ ベルセリア」ってどんなゲーム?

 

テイルズ オブ ベルセリア(TOB)」は、2016年にPS3/PS4用に発売されたアクションRPG。

バンダイナムコが手掛ける「テイルズ オブ」シリーズの1つで、アクション性の高い戦闘やアニメ風演出が特徴となっている。

 

これは伝承の始まり。そして、遥か先の未来では忘れ去られた真実の物語――

業魔病と呼ばれる人を魔物へ変える奇病により、世界は混乱の時代を迎えていた。

ミッドガンド聖導王国の辺境の村に暮らすベルベットは、厳しい状況の中でも家族と助けあい、あたたかな日々を送っていた。

しかし、緋色の月が昇る夜、彼女を取り巻くすべてのものが一変。信頼していた人に裏切られ、愛する肉親を奪われただけでなく、謎の力に飲み込まれた彼女の左手は、魔物を喰らう力を持つ魔の手へと変貌を遂げた――

時は流れ、3年後。救世主の登場によって、秩序ある世界を取り戻しつつある王国を一人の女性が駆け抜ける­――

彼女の名はベルベット・クラウ。その瞳には、彼女からすべてを奪った救世主への激情を­宿していた――

Amazonより引用

 

あらすじをざっくり説明すると、

主人公ベルベットは、義兄アルトリウスに弟のライフィセットを殺されてしまう。ベルベットは弟の敵討ちのために、アルトリウスを殺すことを決意。監獄島から脱獄して、彼を探す旅に出る!

こんな感じ。

 

業魔病で世界が大変なことになっているとか、聖隷が対魔士に使役されているとか、細々とした設定やサイドストーリーは色々とある。でも本筋は、あくまでベルベットの復讐物語

ボリュームは、メインストーリーをひと通りクリアするのに約50時間くらい。サブクエや育成、ミニゲームなどのやりこみ要素もある。

 

ちなみに私は、「テイルズ オブ」シリーズは「テイルズ オブ ヴェスペリア」のみSwitchでプレイ済。

TOBとストーリー面で繋がりのある前作「テイルズ オブ ゼスティリア」は未プレイ。それでも、本作を十分に楽しむことができた。

(TOBプレイ後に、アニメ「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」を視聴済)

 

「テイルズ オブ ベルセリア」のプレイ感想(ネタバレ無し)

1週目のクリアまで、約50時間プレイした感想。

とにかく、ストーリーとキャラが良かったという一言に尽きる!

ストーリーが気になりすぎて、中盤を過ぎたあたりからはレベル上げをせずに、敵を避けて一気に急いで進めてしまったほど。

全体的にあまり不満な部分がなかったのが、このゲームにハマった最大の理由かもしれない。話の流れや勢いが止まらずに最後まで快適プレイできるって、けっこう大事な要素よね。

 

ストーリーが純粋に面白かった!

主人公ベルベットの明確な旅の動機最後まで一貫した目的が、個人的にはとても高評価。

中盤以降も中だるみすることなく、先が気になる熱い展開になっていたので、ラスボスまで飽きずにプレイできた。

というか、声優さんたちの演技が上手かったおかげで、ストーリーに引き込まれたのかもしれない。ベルベットの見せ場のシーンとか圧巻すぎて、普通に感動した。

主人公のベルベットだけじゃなくて、パーティの各メンバーにもそれぞれ旅の目的がある。しかも、その個人個人の目的が、最終的にちゃんとアルトリウスという共通の敵を倒すことに繋がっていくのが、とても自然で良かった。

ネタバレになるので詳細の記述は避けるが、アイゼンとザビーダのサブイベントがお気に入り。ちょっとした会話スキットやサブイベントでキャラの過去を掘り下げていたりするので、寄り道やスキット回収まですべて楽しむことができた

 

個性的なキャラクターたちにハマった!

今作、とにかくキャラクターが良かった!

最初は「ベルベットの露出高くない?」とか「ちょっと癖ありそうな魔女キャラいるわー」などと思い、正直引きそうになった。でもプレイしていくうちに、皆の高感度が爆上がりした。

パーティメンバーは基本的に、自分の目的を果たすのに都合が良いからという理由で一緒に冒険している。だから、無駄な馴れ合いや友情ごっこみたいな演出はない。付き合い方が基本的にドライなんだよね。

でも、最初はお互い怪しんでいた浅い関係が、旅を通じて本当の仲間になっていく過程がとても良かった。

 

テイルズオブベルセリア

PlayStation.Blogより

特に、パーティの男3人。アイゼンとロクロウの生き様に感化され、たくましく成長していくライフィセットは見てて胸を打たれた。

TOBに登場するキャラって、皆それぞれ目的や哲学を持っていて、会話スキットの中で意外と深いことを言っていたりする。マギルゥの「人は苦痛には耐えられるが、幸福には逆えん」という台詞とか、印象に残った言葉がとても多かった。

パーティの6人全員とも精神年齢が高く大人だったので、旅の道中でギクシャクした雰囲気になることもなく……とにかく安心してストーリーを追うことができた。

そして何より、基本的にパーティからキャラが離脱しないのも個人的には高評価。私はパーティメンバーがストーリーの進行上制限されるRPGがとても苦手なので、この点は大満足。

 

戦闘やシステム面も快適!

戦闘は、格ゲーをやっているような気分だった。アクションが苦手な私でも、最後まで挫折せずにクリアできる程度の難易度となっている。

各ボタンに戦闘コマンドをセットしておいて、バトルでは敵の弱点を突く攻撃を打っていくのが基本的な流れ。

ソウルを奪い合うシステムになかなか慣れることができず、最初は苦戦。でも、Youtubeを見て戦闘のコツを覚えたら一気に楽しくなった。

キャラを変えると操作感や攻撃方法が大きく変わってくるので、その変化を楽しむのも醍醐味。

 

それから、いつでも難易度を変更できるのが良かった。ストーリーが気になるとレベル上げが億劫になってくるので、難易度を自由に変えられる設定は個人的にはとても嬉しい機能だった。

ロードもそんなに長く感じなかったし、システム面で不満に思うことはあまりなかったかな。

 

フィールド移動が大変すぎる

しいて言うなら、フィールド移動が大変なのだけは指摘しておきたい。

フィールドが広いのは別に良いよ。オープンワールドとか、マップが広いゲームは好きだし。ただ、もうちょい足が早くならないかなぁ……

移動が早くなるレアボードというアイテムがあるものの、中盤まで進めないと手に入らないのが難点。

まあ、1周目は初見だし、別に許すよ。ただ、2週目プレイするときにレアボードを引き継げないとわかった時は、「まじか、ちょっと面倒だな」と思ってしまった。

この点が改善されれば、本当に文句のない素晴らしいゲームになる気がする!

あと、TOBは基本的にシェア動画やスクリーンショットができないので、この点も人によっては気になる点かもしれない。

 

「テイルズ オブ ベルセリア」のプレイ感想(ネタバレ有り)

このゲーム、本当にストーリーもキャラも良かったので、もう少しだけ語りたい。

ここからは、ネタバレ有りの率直な感想をどうぞ。

ネタバレ気にする方はご注意を。

 

綺麗な正義じゃないところがとても刺さった

TOBやってて一番良かったなぁと思うのは、主人公たちが世間から見て正義ではないところ。

TOBの世界の住人たちからしてみれば、アルトリウスのほうが正義の導師様なわけで。「災禍の顕主」なんて厄災扱いされてる主人公なんて、なかなかいないよね。

他のキャラも、監獄島に収容されるほどの悪人だったり、海賊だったり、インチキ魔女だったり。こんなにも、世間から嫌われる人たちで構成されたパーティはなかなか珍しい。

でも、それが良かった。世間から認められなかったとしても、自分の信念や目的を頑なに貫く姿勢が、とてもシンプルでかっこいい。見てて気持ちが良いし、スカッとする。

 

アイゼンとザビーダの会話や喧嘩を見てて、「なんてめんどくせぇ奴らなんだ」って呆れ笑ったよ。でも、互いに考え方を曲げないところが男らしかったし、サブイベントの約束がゼスティリアに繋がるのかと思うと感慨深かった。

アイゼン、まじで自分の信念を貫くかっちょええ男なのに、色々と報われなさすぎて泣ける。

でも、そんな不憫なところが彼の魅力になっているのだと思う。アイゼン、まじで良いキャラだった。惚れた!

 

真の主人公はライフィセット

真の主人公はお前だよ、フィー。

最初は自分の意思すらなかったライフィセットが、アイゼン・ロクロウの兄貴コンビに良い影響を受けて、最後には立派な男に成長していくのは胸熱だった。

途中から、このゲームはライフィセットの成長物語なんじゃないかと錯覚するくらい、ライフィセットは良いところを持っていったね。

(まぁ、TOBはマオテラス誕生までの物語とも言えるか。)

本当、ライフィセットは良い仲間に恵まれて良かったよ。パーティみんなでライフィセットを守り育てようとしている感じが伝わってきて、すごくエモかった。

 

アイフリード戦とシグレ戦の演出はどうにかならないものか

演出面で、1つだけ不満を言わせてくれ。

アイゼンがずっと探していたアイフリードとの戦闘、そしてロクロウが倒したいと執着する兄貴シグレとの戦闘。

どちらもストーリーやムービーは熱くて良かったけれど、戦闘が始まった瞬間、パーティメンバーみんなで相手をタコ殴りにするのはいかがなものか

あれだけ「決着は俺一人でつける」みたいな雰囲気を出したんだから、そのまま1vs1の個人戦にしなさいよ。

「いずれ、アイフリードやシグレと対峙するだろうなぁ」と思って期待していた戦闘だっただけに、個人戦じゃないと知った時は少し萎えてしまった。

 

結論:TOBは傑作!アライズにも期待したい!

いやぁ、大満足のゲームだった!

別にCGが特別美しいなわけでもないし、戦闘やストーリーが真新しいわけでもない。

でも、「RPGはこれでいいのよ」的な要素がふんだんに詰まってた。やっぱRPGって、愛着を持てるキャラがいることが重要なのね。

ありがとう、テイルズオブベルセリア。多分、ストーリーを忘れた頃にもう一度プレイすると思う。傑作でした。

もうすぐ新作、Tales of ARISEも出るみたいだし、とても楽しみ!



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