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【PS4】テイルズオブベルセリアのプレイ感想!キャラ・ストーリー良しの傑作

テイルズオブベルセリア

今更ながらPS4版の「テイルズ オブ ベルセリア(TOB)」をクリアしましたので、レビューを語っていきたいと思います。

いやー、とても良いゲームだった!

キャラもストーリーも良すぎて、ハマってしまった。

基本的にはネタバレ無しでお伝えしますが、記事の最後に少しだけネタバレ有りの感想を綴っています。ネタバレを気にされる方はご注意をお願いします。

テイルズ オブ ベルセリアという作品について

 

テイルズ オブ ベルセリア(TOB)」は、2016年にPS3/PS4用に発売されたアクションRPGです。

バンダイナムコが手掛ける「テイルズ オブ」シリーズの1つで、アクション性の高い戦闘やアニメ風な演出が特徴の人気RPGシリーズとなっています。

ちなみに私は、テイルズシリーズの中では「テイルズ オブ ヴェスペリア」だけプレイ済です。

「テイルズ オブ ベルセリア」とストーリー面でつながりのある前作「テイルズ オブ ゼスティリア」は未プレイでしたが、本作は十分に楽しめました。

(話が気になりすぎて、TOBプレイ後にアニメ版の「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」を一気見しています。)

あらすじ

これが、私の”生き方”だ。

これは伝承の始まり。そして、遥か先の未来では忘れ去られた真実の物語――

業魔病と呼ばれる人を魔物へ変える奇病により、世界は混乱の時代を迎えていた。

ミッドガンド聖導王国の辺境の村に暮らすベルベットは、厳しい状況の中でも家族と助けあい、あたたかな日々を送っていた。

しかし、緋色の月が昇る夜、彼女を取り巻くすべてのものが一変。信頼していた人に裏切られ、愛する肉親を奪われただけでなく、謎の力に飲み込まれた彼女の左手は、魔物を喰らう力を持つ魔の手へと変貌を遂げた――

時は流れ、3年後。救世主の登場によって、秩序ある世界を取り戻しつつある王国を一人の女性が駆け抜ける­――

彼女の名はベルベット・クラウ。その瞳には、彼女からすべてを奪った救世主への激情を­宿していた――

Amazonより引用

ざっくり説明すると、

黒髪の主人公ベルベットは、義兄アルトリウスに弟のライフィセットを殺されてしまう。ベルベットは復讐のためにアルトリウスを殺すことを決意して、彼を探す旅に出る…!

というような感じです。

業魔病で世界が大変なことになっているとか、色々と設定はあるのですが、本筋はあくまでベルベットの復讐物語

話の筋がとてもシンプルで、かつアルトリウスを殺すという目的は最後まで一貫しているので、ストーリーに入っていきやすいです。

テイルズ オブ ベルセリアのプレイ感想(ネタバレ無し)

1週目のクリアまで、約50時間プレイした感想です。

とにかくストーリーとキャラが良かったという一言に尽きます!

ストーリーが気になりすぎて、中盤を過ぎたあたりからはレベル上げをせずに、敵を避けて急いで進めましたよ。

難易度がいつでも自由に変更できるので、基本的にはストレスフリーにプレイができるのも良かった。

全体的にあまり不満な部分がなかったのが、このゲームにハマった最大の理由かもしれない。話の流れや勢いが止まらずに最後まで快適プレイできるって、けっこう大事な要素よね。

とりあえず、良かった点と気になった点を挙げていきます。

良かった点①:ストーリー

少し前述しましたが、主人公ベルベットの明確な旅の動機と、最後まで一貫した目的が個人的にはとても高評価。

中盤以降も中だるみすることはなく、先が気になる展開になっていたので最後まで飽きずにプレイすることができました。

というか、声優さん方が演技上手かったおかげで、ストーリーに引き込まれたのかもしれない。ベルベットの見せ場のシーンなんか、普通に感動してしまったもの。

主人公だけじゃなくて、パーティメンバーにもそれぞれ旅の目的があって、それがちゃんとアルトリウスという共通の敵を倒すことにつながっていくのも、なかなか上手くまとまっているなぁという印象。

ネタバレになるので詳細は避けますが、アイゼンとザビーダのサブイベントがめちゃくちゃ良かった。

ちょっとした会話スキットやサブイベントでキャラの過去を掘り下げていたりするので、寄り道やスキット回収まですべて楽しめました。

良かった点②:キャラ

今作、とにかくキャラクターが良かった!

最初は「なんかベルベットの露出高くない?」とか、「ちょっと癖ありそうな魔女キャラいるわー」とか思って正直引いていたんですけれど、プレイしていくうちに皆の高感度が爆上がりしました。

パーティメンバーは基本的に、自分の目的を果たすのに都合がいいからという理由で一緒に冒険しているため、無駄な馴れ合いや友情ごっこみたいな演出はありません。付き合いがドライです。

でも、最初はお互い怪しんでいた浅い関係が、旅を通じて本当の仲間になっていく感じがとても良かった。

特に、パーティ内の男3人。アイゼンとロクロウの生き様に感化され、たくましく成長していくライフィセットは見てて胸を打たれました。

テイルズオブベルセリア

PlayStation.Blogより

TOBに悪いキャラが全くいないんですよ。みんなそれぞれ目的や哲学を持っていて、会話スキットの中で意外と深いことを言うんですよね。

マギルゥの「人は苦痛には耐えられるが、幸福には逆えん」という言葉とか、お前なかなか面白いことを言うなぁと感心しちゃいました。

パーティ内の6人全員とも精神年齢が高かったので、ギクシャクした雰囲気にもならなかった。とにかく安心してストーリーを追うことができました。

そして何より、基本的にキャラが離脱しないのも個人的には高評価。私はパーティメンバーがストーリーの進行上制限されるRPGが苦手なので、この点はとても満足です。

良かった点③:戦闘と難易度

戦闘は、個人的には格ゲーをやっているような気分でした。

ボタンに自分でコマンドをセットして、敵の弱点を突く攻撃を打っていくのが基本的な流れです。

ソウルを奪い合うシステムに最初は慣れなかったのですが、Youtubeを見て戦闘のコツを覚えたら一気に楽しくなりました。

キャラを変えると、操作感や攻撃方法が大きく変わってくるので、その変化を楽しむのも醍醐味です。

また、いつでも難易度を変更できるので、難しくて詰むようなことはありませんでした。

私は普段はセカンドでプレイして、レベルが足りなかったりして難しいボスはノーマルに難易度を下げてプレイしていました。

ストーリーが気になるとレベル上げが億劫になってくるので、難易度を自由に変えられる設定は個人的にはとても嬉しかった機能です。

気になる点:フィールド移動が大変

多くの人が指摘しているのですが、移動が大変なのは私もプレイしていて感じました。

フィールドが広いのは良いんですよ。オープンワールドとかマップが広いゲームは好きですし。

ただ、もうちょい足が早くならないかなぁ。

移動が早くなるレアボードというアイテムは、中盤まで進めないと手に入らないので…

まあ、1周目は初見で新鮮さを味わえるので別に問題はありません。ただ、2週目プレイするときにレアボードを引き継げないとわかった時は、「まじか、ちょっと面倒だな」って思っちゃいました。

この点が改善されれば、本当に文句のない素晴らしいゲームになる気がする!

テイルズ オブ ベルセリアのプレイ感想(ネタバレ有り)

ここからは、ネタバレ有りの率直な感想を綴っていきます。

このゲーム、本当にストーリーもキャラも良かったんで、もう少しだけ語らせてください。

ネタバレ気にする方はご注意を。

綺麗な正義じゃないところがとても刺さった

TOBやってて一番良かったなぁと思うのは、主人公たちが世間から見て正義ではないところ。

TOBの世界の住人たちからしてみれば、アルトリウスのほうが正しい導師様なわけで。「災禍の顕主」なんて厄災扱いされてる主人公なんて、なかなかいないよね。

他のキャラも、監獄に収容されるほどの悪人だったり、海賊だったり、インチキ魔女だったり。こんなにも世間から嫌われる人たちで構成されたパーティもなかなかに珍しい。

でも、それが良かった。世間から認められなかったとしても、自分の信念や目的を頑なに貫く姿勢がシンプルで、かつかっこいい。見てて気持ちがいいし、スカッとする。

アイゼンとザビーダの会話や喧嘩を見てたら、なんてめんどくせぇ奴らなんだって呆れ笑ったよ。でも互いに考え方を曲げないところが男らしかったし、サブイベントの約束がゼスティリアにつながるのかと思うと感慨深かった。

アイゼン、まじで自分の信念を貫くかっちょええ男なのに、報われなさすぎて泣ける。人間には見えなくなるし、最終的にはドラゴンになっちゃうし…

でも、そんな不憫なところが彼の魅力になっているのだと思う。アイゼンまじで良いキャラだった。惚れた!

真の主人公はライフィセット

真の主人公はお前だよ、フィー。

最初は自分の意思が何もなかったライフィセットが、アイゼン・ロクロウの兄貴コンビに良い影響を受けて、最後は立派な男になっていくのは胸熱だった。

途中から、これはライフィセットの成長物語なんじゃないかと錯覚するくらい、ライフィセットは良いところを持っていったね。(まぁ、TOBはマオテラス誕生までの物語とも言えるか。)

本当、ライフィセットは良い仲間に恵まれて良かったよ。パーティみんなでライフィセットを守り育てようとしている感じが伝わってきて、すごくエモかった。

アイフリード戦とシグレ戦の演出はどうにかならないものか

演出面で1つだけ不満を言わせてくれ。

アイゼンが探していたアイフリードとの戦闘、そしてロクロウが倒したいと執着している兄貴シグレとの戦闘。

どちらもストーリーやムービーは熱い感じで良かったけれど、戦闘が始まった瞬間パーティみんなでタコ殴りにするのはいかがなものか。

あれだけ「決着は俺一人でつける」みたいな雰囲気を出したんなら、そのまま1vs1の個人戦にしなさいよ。

いずれアイフリードやシグレと対峙するだろうなと思って期待していた戦闘だっただけに、個人戦じゃないのねと知った時はちょっと萎えました。

結論:TOBは傑作です!

いやー、本当に満足のゲームでした。

別にCGが特別美しいなわけでもないし、戦闘やストーリーが真新しいわけでもない。

でも、「RPGはこれでいいのよ」的な要素がふんだんに詰まっていました。

やっぱRPGって、愛着を持てるキャラがいることが大事なのね。

ありがとう、テイルズオブベルセリア。多分、ストーリーを忘れた頃にもう一回やると思う。傑作でした。


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